「四月大歌舞伎」が3日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた。
昼の部「黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき)」では、松本幸四郎(52)による遊び心ある演出が取り入れられた。
出演者の名前を入れながらしゃれを繰り出すせりふでは、同演目で共演する父松本白鸚(82)について「花の歌舞伎とブロードウェー、二刀流の先駆けで、見果てぬ夢を飛んでいくのだ!」と触れ、拍手を受けた。
二刀流というワードから、着物を脱ぐと、ドジャース大谷翔平選手を思わせるユニホーム姿に。帽子をかぶり、バットも手にすると、照明とリズムに乗ってホームランを放った。
花道には大谷選手の愛犬デコピンらしき着ぐるみが、ホームランボールをくわえて登場した。デコピンが、幸四郎の長男市川染五郎について美少年だとささやくと、幸四郎は「俺だって負けてない!」とライバル心を見せて湧かせた。
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河竹黙阿弥による「黒手組曲輪達引」は、「助六」のエッセンスや、随所にしゃれた趣向をちりばめた演目。
夜の部は「彦山権現誓助剱」「春興鏡獅子」「無筆の出世」。25日まで。
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