2025年F1第3戦日本GP ルイス・ハミルトン(フェラーリ) 今年、メルセデスからフェラーリに移籍したルイス・ハミルトンは、新しい環境に完全に慣れるには時間が必要だと認める一方で、最初にフェラーリのF1カーに乗って以来、着実に進歩しているとも考えている。
F1日本GPを前にして、「予選のようなプレッシャーがかかる状況で、マッスルメモリーは機能しているか」という質問を受けたハミルトンは、「前のマシンを運転しているのと同じようには感じていない」と答えた。
「僕にとっては、技術的な側面を理解すること、つまり、自分が持っているすべてのツールを理解することが重要だ。このマシンは僕の今までの運転とは違うスタイルを好む。それと同時に、僕たちが水面下でしていることに関して、全体的に理解が不足しているという要因もあると思っている」
「ガレージの外から見ている人たちの多くは、僕たちが実際にしていることについて、完全に過小評価していると思う。セッティングや(マシンに施す)変更には、ガレージで見ているさまざまなグラフ、コーナーでのバランス、メカニカルバランス、ロールバランスといったあらゆる要素が関係している。こういうさまざまなことについて、週末を通して試し、微調整しようとしているんだ」
ハミルトンは、開幕戦オーストラリアGPでは、予選8番手から決勝10位。第2戦中国では、スプリントでポールから勝利を獲得したものの、決勝では予選5番手から6番手フィニッシュ、後に技術規定違反により失格という結果に終わった。
「1戦目では、始めはマシンの中であまり良い感触を持てなかったものの、最初の2日間のペースはそれほど悪くなかった」とハミルトン。
「日曜日は、このマシンで初めて雨の中を走ったので、レースを通してたくさんのことを学んだ」
「前戦(中国GP)で初めて(ドライの)ロングランを走ったんだ。他のドライバーたちはほぼ全員、(2024年末の)アブダビテストで2025年用タイヤを試す機会があったけれど、僕にはなかった。(プレシーズンテストの)バーレーンでは、レースシミュレーションに入った時にマシンが故障してしまって、どのタイヤでもロングランを行うことができなかった。つまり、中国のスプリントレースで僕は初めて、1セットのタイヤで20周のスティントを走ったわけだ」
「レースでは、C2タイヤを使うのが初めてだったので、レースを通じてタイヤについて学んでいるような状態だった。タイヤをつけて走ってすぐに、それがどういう挙動を示すかを理解できるわけではない。年末のテストができなかったことの影響が、確実に出始めていると感じている」
日本GPでフェラーリでの3戦目を迎えるハミルトンは、自分のここまでの進歩には満足しているが、まだやるべきことは多いと語った。
「振り返ってみると、この2戦で自分がどう適応したかについては、かなり満足している。でも、これからもっと良くしていくためには、間違いなくやるべきことがたくさんある」
https://twitter.com/ScuderiaFerrari/status/1907651867707912443
[オートスポーツweb 2025年04月04日]