ワタナベエンターテインメントが25周年で立ち返る“音楽” 記念コンサート開催で「幸せと感謝を届けたい」

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2025年04月04日 12:01  ORICON NEWS

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ワタナベエンターテインメント代表取締役社長・渡辺ミキ氏 (C)ORICON NewS inc.
 今年創立25周年を迎える大手芸能プロダクション・ワタナベエンターテインメントが、6月18日から22日まで東京・有楽町の東京国際フォーラム ホールCにて、スペシャルコンサート『ワタナベ25thコンサート ハッピーバースデー&サンキュー』を開催する。総合プロデュースを手掛けるのは同社の代表取締役社長、渡辺ミキ氏(64)。父・渡辺晋(故人)さんから受け継いだ渡辺プロダクションを発展させ、新体制となってから25周年を迎える心境、コンサートに込めた想い、そして未来への展望について、ORICON NEWSが独占インタビューを行った。

【画像】所属タレント大集合!『ワタナベ25thコンサート』

■ワタナベエンターテインメントの原点「音楽」への回帰

 今回のコンサート開催のきっかけは至ってシンプルだった。「いろんなジャンルのタレントが交差して一緒に何かを作れたらいいのになと、ずっと思っていました」。その“何か”がなぜ音楽なのか。「ワタナベは今、お笑いの事務所だと言われていて。それはタレント、スタッフの頑張りのおかげであるし、一つの成果として本当に素晴らしいこと。でも、ワタナベの一番最初は“音楽”からでした」。

 中山秀征を筆頭に数多くのタレントが所属。歌手・俳優・芸人・文化人と多岐に抱えるようにまでなったが、ホンジャマカ、ネプチューンをはじめ数々の人気芸人が所属するお笑い事務所の一大勢力としての顔も持ち、一方で山田裕貴や瀬戸康史、来年のNHK朝ドラの主演にも抜擢された見上愛らを育成してきた俳優事務所としての一面を持つ。そんな現状のなか、渡辺氏は前身である渡辺プロダクションが創業した1959年当時を振り返る。

 「元々ベーシストだった父の渡辺晋が、戦後の情景の中で、日本製の音楽というエンターテインメントで世界の人たちを笑顔にするという大きな夢からスタートしたんです。ワタナベには、素晴らしいシンガーやエンターテイナーがたくさんいる。今回、一度、原点に立ち返って幸せと感謝を届けたいんです」。

 やるからには既存のコンサートとは一線を画すという。「こういうステージはほかで作られていないんです」。それぞれの持ち歌を披露する形式ではなく、1960年代から現代に至るまでの、さまざまな人の人生を彩った“ジャパニーズスタンダード”を選んだ。「25周年というのを言い訳にして(笑)、ジャパニーズスタンダードナンバーを作り込んだエンターテインメントでお届けしようかと」。

■豪華アーティストが集結、特別な演出で魅せるコンサート

 音楽監督には宮川彬良氏、ステージング・演出には川崎悦子氏という、エンターテインメント界の実力派を迎え、18人編成のオーケストラが参加。出演者には、中山をはじめ、松本明子、Little Glee Monster、望海風斗、中尾ミエ、柏木由紀ら、年代もジャンルも違うアーティストが集う。

 セットリストには、彼らが入れ替わり立ち替わり、特別ユニットで歌う昭和から平成の名曲だけでなく、フォークデュオ・ゆずのプロデュースでも知られる名音楽プロデューサー寺岡呼人氏作詞・作曲のオリジナルテーマソング「幸せナベの作り方」も制作。事務所のオールスターをそろえた「クレイジーキャッツメドレー」が大きな見どころとなる。「活動ジャンルは違えど、人を笑顔にしたいという共通の想いを持つ人たちが全員参加しているってことが大事なんじゃないか」と、渡辺社長は宮川氏と何度も話し合いを重ねている。

 このメドレーには、コンサート出演者に加え、出演しない所属タレントも収録で参加。俳優、芸人、文化人まで「今はもう60組以上になっちゃいました」と困惑した表情はどこか誇らしげだ。「まだ貧しかった頃に、これからの日本に“希望”と”元気”を与えたクレイジーキャッツのナンバーをもって、(事務所としても)一堂に集まりたかったんです」。親子三世代での参加が最高の喜びだ。「あらゆる世代のお客様が、自分の人生を彩った音楽を聴き、ポジティブに人生を思い返してもらえる2時間にします。音楽には過去を振り返り、ネガティブな思いを浄化し、人生の明るい側面を呼び起こす力があるんですから」。

■「変化をポジティブに捉えていくことが使命」

 前身の創業から数えると実に半世紀以上。音楽の聴かれ方も大きく変化した。古いものと新しいものを二項対立で捉えるのではなく「一緒に進む」と考えている。「過去に作られたものの価値を見直し、アップデートすべき点は改善し、埋もれていた宝を再び掘り起こすことが重要」だと語る。

 具体的には「グローバルとデジタル」というキーワードを挙げた。奇しくも創業者の晋氏と重ねる部分があった。「父は朝礼などでもよく社員に向かって“国際化とコンピューター化”と言っていました。まさに今の時代を見越していたんですね」。時代を超えて変わらない重要な視点だという。

 「デジタルが発展することによって、CDがなくなるとか、売り上げが落ちるとか、大変なこともいっぱいある。でも、その進化に寄り添いながら、何ができるかということを、ポジティブに捉えていくことが使命だと感じています」。今回のコンサートでは「自分たちの25周年というより、ともに歩んできたお客さまの人生をたたえるものにしたい。そしてこれからも幸せを広めていく通過点にしたいと思います。ぜひ、その目と耳で歴史と未来を味わっていただけたらうれしいですね」。

『ワタナベ25thコンサート ハッピーバースデー&サンキュー』
日程 6月18日(水)〜22日(日)
会場 東京国際フォーラム ホールC
キャスト/新木宏典、大久保祥太郎、(19日,20日,22日のみ出演)、柏木由紀(18日,19日のみ出演)、斎藤瑠希、中尾ミエ、中山秀征、新納慎也(18日,21日のみ出演)、望海風斗、東啓介、松本明子、真飛聖(21日のみ出演)、Little Glee Monster※五十音順

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