有田哲平『脱力タイムズ』は“到達点” 木村拓哉のかっこいい秘話も

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2025年04月04日 13:11  ORICON NEWS

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『全力!脱力タイムズ』有田哲平(C)フジテレビ
 きょう4日放送のフジテレビ系バラエティー『全力!脱力タイムズ』(後11:00)では、10周年突入特別月間の第1弾として、前田敦子と博多大吉(博多華丸・大吉)をゲストコメンテーターに迎える。このほど、有田哲平が取材会に応じた。

【番組カット】メガネ姿で…笑顔を浮かべる前田敦子

――10周年を迎えて。

始めた時にはもうまさかですね、まさかこんなに続くとは思いませんでしたし。最初は形がだいぶ違っていまして。言ってしまえば、海外のおもしろVTRを見て、ニュース形式で海外のアーカイブみたいなものを見る番組みたいな感じからスタートしたから、徐々に徐々になんか今の形に変わっていきまして(笑)。ある時に、例えば「大事故が起きましたみたいな、アメリカで大事故が起きましたって、どうぞご覧ください」とか言ったら、猫と猫がぶつかってるとか、なんかそういうやつを見て「いや、全然大丈夫じゃないですか」なんて突っ込んでいただいて、先生方が「いや、でもこれは、今の経済に…」みたいに解説してもらって、ふざけていく…みたいなものだったんです。ただ、スタッフも自分たちもちょっと飽きてきちゃって(笑)。「ちなみにだけど、海外のVTRって見なきゃダメ?」みたいなところから、もう全部変えたんですよ。それから今の形みたいなものになり、方向性がバシッと見えてきたという感じはします。

――芸人さんたちもさまざまな仕掛けに翻弄されていますね。

藤森(慎吾)には申し訳ないですけど「家をちょっと見せてくれ」と言って、ウソついて、ロケさせてもらって、実はなんか悪い悪い薬を栽培してるみたいなVTRに改ざんしちゃったんですよ(笑)。だから、あれが改ざんシリーズのスタートというか…いけないんですけどね!テレビ界において改ざんするなんてよくないんですけども、その改ざんシリーズのスタートだったような気がします。

一方、ダイアンの回のように、これもいいのか悪いのかわかんないですけど、他(の局の番組)でめっちゃ笑ったなっていうやつをこっちでもお届けしたいみたいな(笑)。ラップ対決とか、単独でやっていたものが、要するに横に広がっていった…といいますか。あそこで一緒に共演した時にこれで笑ったからこっちでもできないか…とか。テレビを見ていて、こんな面白いのがあったからこっちでも出せないか…ということも始まりましたね。

――4日から放送時間が30分に戻りますが?

複雑ですけども、うちの番組らしいなとは思いますね(笑)。普通は1時間になったり、時間帯が上がっていったりするんですけども。もとは30分でして、40分になる時にざわざわしたのは覚えているんですよ。30分(想定で)だいたい作っているので、10分間(追加するのは)けっこう大変そうじゃないですか?やっぱり、金曜日の夜にさっと、やり逃げしていくような感じというか、あっという間にまた来週みたいなものを目指していて。長くてダラダラするのっていうのはちょっと違うなと思うので、そういう意味では原点回帰として30分スカッと凝縮してお届けしたいと思います。

――有田さんは『脱力タイムズ』のどういったところが好きですか?

今の時代、本当に信じられないですけど、会議室で、3〜4人でこうやって雑談するじゃないですか?「うちの番組でも、こんなことやったらバカっぽいよな」「この人、出してみたら面白いな」とか言っていたら、次の週の会議の時に「できることになりました」みたいな(笑)。機動力がすごいんです。他局だと、普通無理なんですよ。他局の人たちはしっかりしてます(笑)。この番組だけは、冗談で言ったことをすぐ「やることになりました」とかありますから。面白いさへの機動力というか、「それくだらないよね」「面白いよね」っていうことに関する調整の仕方とかがすごいなと思います。

――報道番組らしく、アンタッチャブルさんの復帰(山崎弘也は、あくまで小手伸也として出演)や、渡部建さんらしき方の覆面出演といった、さまざまなスクープを放ってきました。

自分たちが一緒にやってる芸人たちが何らかの事情で、なかなかテレビに登場できないとか、そういうものがあった時に、この番組だったらっていう気持ちはすごくあるんです。別に何もしゃべんなくていいんで、それこそ覆面でただ立ってるだけでもいいわけですし。アンタッチャブル復活と言っていますが、あれ一応小手伸也さんを連れてきたということですから(笑)。だけど、なんかいろんなことが、この番組が隠れ蓑になって可能かなって。実はまだ水面下で、結局実現しなかったもの、めちゃくちゃたくさんあって、寸前まで行ったんだけどな…とかいうこともあるので。このフォーマットというか、この番組に特性を活かして、皆さんを驚かせて、「この番組はしょうがないか」みたいところもあればなと。出しちゃいけない人を出すとか、出られなかった方をここで復帰させるとか、そういうサプライズを狙ってるわけではなくて。「うわー金曜日にちゃんと見ときゃよかった。ニュースで知っちゃった」みたいな。生放送ではないんだけど、なんか見といたらなんかあるかもよみたいな、なんかそういうふうに思ってもらいたいっていうのはありますね。

――期待をちょっとずつ裏切るという形でキャスティングをして…というものは、有田さんがお好きなプロレスの興行とかにも通じる部分がありそうですね。

いやもう、おっしゃる通りです!お笑いの世界も何がなんだかわからないですけど、プロレスに関しては、お客さんとして「何この展開!?」となることは何度も味わわせてもらったので。それを分析して、なるほど、ここで告知なしで来たから驚いたのかとか、こういう振りがあったから、あそこでみんな泣いたのかとか、それは確かにプロレスから学んでるところはあるかもしれないです。僕の人生は、プロレスと合コンから学んでおりますので(笑)。

――有田さんにとって『脱力タイムズ』はどういう存在ですか?

もう言ってしまえば、到達点かもしれないですね。子供の頃にテレビ出たいなって、もちろんテレビで人気者になりたいとか、出たいというところからスタートしてますけど、テレビで面白いなと思ったことをやりたいと思って、この世界に入っていますので。もちろんコント番組もやらしてもらったし、おもしろ番組もたくさんやらしてもらいましたけど、ほんとに自分個人として「こんなことやったら面白いんじゃないの?」みたいなことを、次の週にもうできるとか。免罪符みたいなものをいただいているのか、なんかけっこう好き勝手やらしてもらえるっていう。なんかもう、これをやりたかったのかもしんないな、みたいなのはあるかもしれないです。

――この企画ができてうれしかったみたいなものはありますか?

よくスタッフと話しているんですけど、最初は深夜番組で、どこの馬の骨がわかんないような番組として始まりまして。みんなでなんか口そろえて言っていたのは「広瀬すずちゃんがゲストで来れるような番組にしたいな」ということだったんです。広瀬すずちゃんのような清潔感のある俳優さんが、この番組のゲストで来てもらえるようにならなきゃダメだよみたいな。そこから半年後か1年後かな、広瀬すずちゃんが出てくれたんですよね。僕、その時、初めて自分から楽屋に伺って「きょうはありがとうございました!」って、あいさつさせていただいたんです(笑)。二宮(和也)くん、長澤まさみちゃんが出てくれた時も言いましたね。

あとは、木村拓哉さんに出ていただいて。こっちがもう抱えきれないっていうほどでした(笑)。裏話ですけど、逆にこっちの方から「ビッグすぎてお断りします」という意味を込めて、いろんなことを投げかけたんですよ。そうしたら、全部やっていただいたんですよ。それこそ、ホリがものまねでやっている「ちょ、待てよ」を、ご本人に言ってもらうとか、「Koki,さん来てんの?」と言って呼び込んだら、亀田興毅さんが出てくるとか(笑)。そんなことを全部やってもらって「お疲れ様でした!」と帰って行かれて、みんなで「かっこよかったね!」なんて話していたら、その回が最高視聴率ですから、いやーかっこよかったです。

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