ICEx志賀李玖、初主演ドラマで“新感覚”青春SFミステリーの世界観　キーアート＆オフショット公開

　8人組ダンスボーカルユニット・ICEx（アイス）の志賀李玖が主演を務める、BS12トゥエルビドラマ『六月のタイムマシン』（5月4日スタート、毎週日曜　後9:30）のキーアートとオフショットが4日、公開された。

【写真】レトロでエモすぎる！志賀李玖＆⼋神遼介らのオフショット

　原作は、推理型体験ゲーム「マーダーミステリー」の人気作『八月のタイムマシン』（秋口ぎぐる・森川秀樹／グループSNE）。マーダーミステリーとは、参加者が登場人物となり話し合いながら、事件の解決を目指す「人狼」と「即興劇」が融合したような多人数参加型の推理ゲーム。「リアル脱出ゲーム」「人狼ゲーム」に続く、国民的ゲームとして注目を集めている。今作ではスマッシュヒットした原作ゲーム『八月のタイムマシン』から設定やキャラクターを大胆に変更。プレイ経験があってもなくても楽しめる新たな謎解きドラマ『六月のタイムマシン』として生まれ変わった。

　物語の舞台は90年代の田舎町。主人公・柏木蒼（志賀）のもとに兄・琉青（松本大輝）から「今夜、直墨が殺される」という衝撃の電話がかかってくる。待ち合わせ場所の喫茶店には、琉青から呼び出された4人の幼なじみも顔をそろえていた。琉青がタイムマシンを起動したことにより、直墨殺害事件が起きる当日の朝に6人はタイムリープした。1日を繰り返し、仲間である直墨の死を回避し、事件の真相を解明しようと奔走する。しかし、タイムリープを重ねるうちにさらなる謎が渦を巻いていく。仲間を信じるべきか、6人の中に犯人がいるのか。事件は、予想外の展開を迎える。

　素朴でまっすぐな主人公の柏木を演じる志賀は、本作で初主演を射止めた注目のニューホープ。蒼の同級生で、生徒会長を務める秀才・富永一茶を八神遼介（ICEx）、町長の娘である五十嵐桃花を小浜桃奈が演じる。直墨の元恋人で、週刊誌記者の小林みどりを佐藤京、蒼が好意を寄せる幼なじみのマドンナ・乾茜をONE LOVE ONE HEARTの矢嶋由菜が演じる。さらに、お調子者ながら仲間を引っ張っていく蒼の兄・琉青を松本が演じる。

　今作の脚本・監督は「人狼ゲーム」シリーズすべての原作・脚本を担い、国民的ゲームとして人気を爆発させた仕掛け人・川上亮が務める。

　今回解禁となったキーアートは、90年代のノスタルジックな世界観と、SFミステリーらしい謎めいた表情を感じられるデザインに仕上がっている。祭りの日に「これから起きる幼なじみの死」を防ぐためタイムリープを繰り返し、事件の真相に迫る6人が、夜空に輝く花火に照らし出されている。青と赤が混ざり合ったような不気味な雰囲気がただよう夜空は、時空が変化する様子や、タイムリープを重ねるごとに謎が深まっていく様子が表現されている。ロゴの下にあしらわれた年代の数字が重なったように見えるデザインは、タイムマシンのとある秘密を意味している。

　インスタントカメラで演者同士が撮影しあったオフショットも到着。フィルムカメラならではの柔らかな色合いや粒子のざらつきが持つアナログ感のある雰囲気が、90年代の田舎町が舞台となっている本作の世界観にマッチしている。まさに、90年代を生きた蒼たちのアルバムの写真を見ているかのような質感に、まるで自分もタイムリープしたかのような懐かしさを感じる。

　撮影は、電話が搭載された車やブラウン管テレビなど、今では貴重な90年代の小道具に囲まれながら行われている。役衣装には、それぞれの役名にちなんだ色合いのアイテムが取り入れられ、蒼が着用しているスカジャンや琉青のプロデューサー巻きなど、当時流行した時代を表すアイテムも見どころとなる。