映画『サンダーボルツ*』(5月2日公開)日本版声優発表 (C)2025 MARVEL 先日、2026年全米公開予定の映画『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』に登場するキャラクターとしてその名が挙がった、映画『サンダーボルツ*』(5月2日公開)のメインキャラクター7人の日本版声優陣が発表された。
【画像】「サンディエゴ・コミコン」そのほかの写真 本作は、過去にアベンジャーズの前に立ちはだかった、ならず者の6人が、「サンダーボルツ」というチームとして集結し、アベンジャーズに代わって世界の危機に立ち向かっていく物語。
ブラック・ウィドウ/ナターシャの“妹”で、かつてロシアのスパイ機関で強制的に養成された一流の暗殺者エレーナ(フローレンス・ピュー)役に、田村睦心。悪の組織ヒドラに洗脳され、暗殺兵器として利用されていたが、本来の人格を取り戻し〈サンダーボルツ*〉のまとめ役として戦う孤高の超人兵士ウィンター・ソルジャー/バッキー(セバスチャン・スタン)役に、白石充。
ロシアが生み出したスーパーソルジャーで、ブラック・ウィドウとエレーナの“父”、「キャプテン・アメリカのライバル」を名乗り続けているが、現在フリーターのレッド・ガーディアン/アレクセイ(デヴィッド・ハーバー)役に、大塚明夫。かつてキャプテン・アメリカに任命されたものの、その重責に耐えきれずに過ちを犯し、全てを失った元エリート軍人のUSエージェント/ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)役に、鈴木達央。
幼いころ不慮の事故に見舞われ、あらゆる物質をすり抜ける能力を持つ、孤独なスパイゴースト(ハナ・ジョン=カーメン)役に、田中理恵。ロシアのスパイ機関で洗脳と身体改造を施された「人間兵器」のタスクマスター(オルガ・キュリレンコ)役に、中村千絵。
今後、『アベンジャーズ』新章での活躍も期待される重要キャラクターを演じるため、実力派声優陣がアッセンブルし、一筋縄ではいかない彼らのドラマを“声”で彩る。
さらに、謎の多きCIA長官ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)役として、数々の洋画作品で吹替えを担当してきた藤貴子の続投も決定。本作では〈サンダーボルツ*〉集結の鍵を握る存在となるヴァレンティーナ。彼女の活躍にも期待したい。
■日本版声優陣コメント(全文)
▼エレーナ役:田村睦心
ブラック・ウィドウでのお姉ちゃんと会えたことがうれしくて仕方がない妹感。ホークアイでの、お姉ちゃんが亡くなり自暴自棄になってしまっているエレーナからの今回ですから、そのまま続投いただけて本当にうれしかったです。自暴自棄になりやさぐれていますがやっぱりすごく魅力的です!
そしてエレーナは暗殺者として高い技能と強さを持っていてすごくかっこいいのですが、内面はすごく寂しがり屋で家族の事を大切に思っています。とても優しい子です。お姉ちゃんを亡くしてしまいやさぐれてはいるのですが、そのお姉ちゃんの面倒見の良さみたいなものが今回発揮されていて大人になっているなと感じました。
〈サンダーボルツ*〉は、みんなどちらかというと始末するという方向に力があるので、攻撃力が高めなチームだと思います。それがまたかっこいいのですが、市民の人達に喜んでもらった時、みんなの顔がうれしそうにみえました。なのでこれからはどんどん守る力も持ってくれそうだなと期待しています!ならず者達なので、正攻法ではない面白い方法で困難に立ち向かってくれそうです。みんなのしゃべってる様子も楽しいです。
▼ウィンター・ソルジャー/バッキー役:白石充
10年以上の付き合いになるバッキー。こうして再び担当できるのは本当に有り難いことです。陽気な青年が洗脳され非情な暗殺者へ。そして洗脳が解けた後も自責の念に囚われながら、それでも前を向いてきたバッキー。登場する度に様々な表情を見せてくれる魅力的なキャラクターです。今作で共に戦うのはクセが強すぎるメンバー達。簡単にアッセンブル!とはならなそう…大丈夫?いや、彼らだからこそきっと何とかしてくれる!
▼レッド・ガーディアン/アレクセイ役:大塚明夫
レッド・ガーディアンことアレクセイ役で再びマーベル作品に参加することとなり、大変うれしいです。ブラック・ウィドウとエレーナの父であり、かつてはキャプテン・アメリカの前に立ちはだかったこともある超人兵士ですが、今やフリーターです。キャプテン・アメリカへのライバル心むき出しな姿、髭面で渋い見た目、そして実は家族想い。愛すべきキャラクターだと思います。彼が本作でどのような活躍をするのか、皆さまもどうぞご期待ください。
〈サンダーボルツ*〉は、「最強じゃない、ヒーローじゃない、でもやるしかない」と人生逆転をかけ戦いますが、何せ癖者達ですから相性は最悪。そんな彼らがどうアッセンブルしていくのか…過去に何かしらの間違いを犯した経験を持つ無法者揃いの新チームです。ぜひ劇場でご覧ください!
▼ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ役:藤貴子
続投が決まってうれしかったですし、とても感謝しています!ただ、ヴァレンティーナは謎が多く難しい役どころなので、プレッシャーもかなりありました。いろんな感情が入り乱れる心を抑えながら向かったスタジオへの道、忘れません!ヴァレンティーナの魅力…まだまだ計り知れないです!今作で正体が明かされたように見えるんですが、いまだ掴みきれず。底なし沼のような怖さがありますね。彼女がどれだけ貪欲なのか、もっともっと見てみたいです。
隠しても隠しきれない人情味だったり、カッコつけてもカッコつかない等身大の魅力が溢れる〈サンダーボルツ*〉の面々。これからどんどん成長して強くなるのかもしれないけど、今のハチャメチャな魅力も持ち続けてほしいです!
▼USエージェント/ジョン・ウォーカー役:鈴木達央
(続投が決まって)素直にうれしかったです。いただいたからには、自身の最大限の芝居を、ジョン・ウォーカーに込めようと思いました。ある種の不安定さが彼の魅力だと思います。超人でありながら、まだまだ心の成長の余地が見えるので、とても人間らしく見えます。その葛藤や拭いきれない劣等感の中で、彼の示す正義が彼がUSエージェントたる意味かと思いながら見ています。
負け犬だからこそ、泥を被ったことのある者たちだからこそ見えるモノがある。それが〈サンダーボルツ*〉の魅力ではないでしょうか。ある種の泥臭さが魅力だとも思っています。
▼ゴースト役:田中理恵
『アントマン&ワスプ』のゴースト/エイヴァからの続投で本当に驚いております!敵役での登場でしたが本当に魅力的な役でした!エイヴァを再び演じることが出来るのでうれしいです。ゴーストは、身体を自在に消したりどんなものでもすり抜ける能力と驚異的な破壊力を持ちそしてクール。『サンダーボルツ*』ではどんな魅力的な一面を見せてくれるのか楽しみです。
〈サンダーボルツ*〉はハチャメチャな新チームだと思いました。最強じゃないしヒーローでもないですが一人一人の能力が合わさってそれが6人そろうことで生まれる化学反応が大いなる力につながるのではないかと期待しております!ひょっとしたらアベンジャーズよりも強いのでは…!?と想像してしまいました。これからの彼らの活躍が楽しみです!ご期待下さい!
▼タスクマスター役:中村千絵
いつかまた、と願っていたので(続投が決まって)うれしいです。タスクマスターはとにかく寡黙、ミステリアス。
口数の少ないタスクマスター同様、私も多く語るわけにはいきませんが…「じゃない方」の〈サンダーボルツ*〉がどんなチームになってゆくのか、今作でそのはじまりの目撃者になることができますね。