「結末を問いただす電話がTBSに殺到」衝撃90年代ドラマ 本田望結「キュンキュンものだと」

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2025年04月04日 18:48  日刊スポーツ

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TBS

俳優真田広之と女優桜井幸子が禁断の恋を演じて話題になったTBS系ドラマ「高校教師」(93年)の衝撃のラストシーンの反響が、3日放送のTBS系バラエティー「まさかの一丁目一番地」で紹介された。


番組では過去の同局系ドラマの名場面や出演者らを特集。当時32歳の真田と19歳の桜井による「教師と生徒の禁断の恋」を描いた作品として同作が紹介された。森田童子の主題歌「ぼくたちの失敗」がBGMに流され90万枚のヒットを記録したことも説明。さらに教師役の京本政樹が生徒役の持田正樹を襲うシーンもオンエアし「レイプ、近親相姦(そうかん)など社会的タブーを真正面から描き、放送初回から大きな話題に」とナレーションで語られた。


そして、真田と桜井の衝撃のラストシーンに。桜井演じる生徒が父の異常な愛情に悩むと、真田演じる教師がその父を刺し、2人で逃亡。ナレーションで「視聴者をくぎ付けにしたのが最終話、そのラストシーン」と紹介されると、電車の中の映像となった。座席の2人に対し車掌が「お客さん、コートが落ちてますよ」と声をかけるが、眠っていると思い込み立ち去る。ただ、カメラは小指を結ぶ赤い糸、そして力なくだらん手すりから落ちた手にクローズアップされ、そのままエンディングを迎えた。


番組では「このラストシーンが放送されると、『2人は生きているのか』と、結末を問いただす電話がTBSに殺到」と紹介。「この事態を予想し、TBSは電話対応スタッフを通常の10倍、20人以上も用意したが、予想以上の大反響に、電話対応は深夜まで続いたそう」と回顧された。


スタジオゲストは興奮。なにわ男子大西流星が「ネットないから!」と叫ぶと、島崎和歌子は「みんな純粋だから。昔は電話しかなかったじゃない」と懐かしんだ。本田望結は「キュンキュンものだと思ってました」と衝撃のラストを振り返った。加藤浩次は主演の真田について「元々、ジャパン・アクション・クラブで、千葉真一さんの元で映画に出て、そこで現代劇ということで、『高校教師』とかやり出した時ですもんね」と、現在は世界を舞台とする俳優のブレークを振り返った。

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