3月31日にフジテレビが設置した第三者委員会による調査報告書が公開され、自身の女性トラブルの詳細が白日の下に晒されることとなった中居正広氏(52)。昨年12月にトラブルが報じられる直前まで、ある“思い込み”をしていたようだ。
問題視されているのは、中居氏のトラブルそのものだけでなく、諸関係者によるその事後対応。報告書によると‘23年8月21日、港浩一社長は大多亮専務(役職はいずれも当時)からトラブルの報告を受けたにもかかわらず「プライベートにおける男女トラブル」と認識。『まつもtoなかい』への中居氏のレギュラー出演は継続するとの判断となった。
「港氏や大多氏は、急に『まつもtoなかい』を急に終了させると憶測を呼び、女性Aを刺激しかねないという思いから中居氏の継続を決めたということです」(スポーツ紙記者)
しかし’24年8月末に女性Aがフジテレビを退職したことを受け、『だれかtoなかい』を’25年4月の改編タイミングで番組終了させることを決定。中居氏は同年11月21日に懇意にしていた編成幹部B氏を通じて番組終了の報告を受けた。このとき中居氏は女性トラブルが関係するのかと尋ねたが、B氏は総合的な判断であると回答したという。
「ダウンタウン・松本人志さん(61)が性的トラブルを報じられ芸能活動を当面休止したことで、『まつもtoなかい』は’24年2月から『だれかtoなかい』にリニューアルしました。以降、二宮和也さん(41)やムロツヨシさん(49)が司会者として出演しましたが、もともとタイトルにも据えられていた松本さんが出演しないとなると、番組の根幹も崩れたといわざるを得ません。こうした経緯があるだけに、中居さんは、番組終了はどちらかというと松本さんの騒動に起因するものと認識していたかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)
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ところが‘24年10月上旬ごろから女性Aの退職に中居氏が関係しているのではとのうわさが広がるように。そして同年12月13日、女性セブン編集部が中居氏(のんびりなかい社)宛に質問状を送付。質問状は、トラブルの事実を確認する質問だけでなく、次のようなものもあったという。
《『だれかtoなかい』が来年3月で終了する背景に、上記トラブルが影響しているのか。》
報告書によると、中居氏と代理人弁護士であるK弁護士は、B氏に《女性Aの件は『だれかtoなかい』の終了とは関係ないよね》と尋ねたというのだーー。
「B氏は、内心では関係あると思いつつも、中居氏に配慮して『そうですね』と回答したということです。大物タレントであり長年の付き合いがある中居氏に気を遣ったところもあったのかもしれませんが……。
また報告書によると、このころにはすでに『週刊文春』も取材に動き出していることを中居氏は把握していたといいます。まもなく事態が明るみになることを覚悟していたはずですが、それでも『だれかtoなかい』の終了と女性トラブルが無関係だと思い込んでいたとは……。あまりにも無自覚だと言わざるをえません」(前出・スポーツ紙記者)
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『だれかtoなかい』の終了の経緯について、報道直前まで誤った認識を持っていた中居氏。腹心のB氏さえ真実を教えてくれず、スターの“のんびり”な奢りがあったのかもしれないーー。
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