小島みなみ「インターペット」で昨年設立の洋服一体型ハーネス専門ブランド出店「気軽に来て」

タレント小島みなみが3日から東京ビッグサイトで開催中（6日まで）の国内最大級の国際ペット産業見本市「第14回インターペット」に自身の洋服一体型ハーネス専門ブランド「LOU　LOU」（ルル）を初出店し、愛犬家たちを相手に奮闘している。

自身も愛犬家で、かねて頭にあったという構想の実現に動き出し、昨年10月にブランドをローンチ。3日は商談中心のビジネスデー、4日からは一般客も相手にしたブース出店を行っている。商談では新たに作った名刺を手に、商品の卸しなどの話や特徴などをプレゼン。「今まで経験したことがないことなのでドキドキでした。商品をいろんなところに卸していきたいですし、こうしたイベントにももっと出て行きたいと思っています」と語った。

商品制作ではデザインはもちろん、生地選びや色など細部にまでこだわりを盛り込んだ。主に小型犬でハーネスなどで強く引っ張られたりした際に起こる気管虚脱を防ぐため、首に負担のかかりづらいものを考案。国内生産品で、前足を入れて留めればすぐに着脱できるなど使いやすさのほか、夏でも快適な高機能クール生地を採用。価格帯は1着1万円前後で「かわいさはもちろん、それだけではない品質にもこだわりました」と自信を込めた。

会場には愛犬と共に来場している人が多く、これまではオンライン販売が多かった商品を目当てに試着に訪れる人が絶えなかった。中には愛猫につけてその場で散歩する人もいたといい、小島は「ハーネスはかわいくて良いものがなかなかないんです。サイズが合えば猫ちゃんでも使うことができます。『こういうの探していたんだよね』とつくったものに共感していただき、買っていってもらえて幸せを感じます」と笑顔で振り返った。

今後は6日まで東京会場で出店し、6月13日から15日まで行われる大阪会場にもブースを出す予定という。「ワンちゃんの体に配慮したデザインにしていますし、試着すると良さが分かると思うので、ぜひ多くの方にきてもらいたい」と話し、従来のファンたちへ向けても「来ていただけたら一緒に写真が撮れたりもします。励みになりますので、みなさん気軽に来ていただけたら。6月はお台場である入場無料のジャパンわんこフェスタにも出店予定なので、そちらならみなさんも来やすいと思います！」と呼びかけた。

インターペットはペット用品やフード、健康器具などの見本市。4日間で約950社が出展し、約8万人が来場見込みという業界のビッグイベント。昨今、ペット産業市場は伸びており、この日も通路を埋める多くの来場客の姿があり、購入した大荷物を持って帰路についていた。