
3月31日から新たに始まったNHK連続テレビ小説『あんぱん』が、早くも注目と物議を集めている。
初回の平均世帯視聴率は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)、翌4月1日の第2話も15.3%と高水準を維持。前作『おむすび』が“浅ドラ”と酷評され、歴代ワーストを記録した流れを跳ね返す好スタートだ。
だが絶賛一色というわけではないようで、視聴者から、唯一疑問視されている残念ポイントがあるという。
本作は『アンパンマン』の生みの親・やなせたかし氏とその妻・小松暢(のぶ)さんをモデルにした作品。ヒロイン・朝田のぶを演じるのは、史上最多となる3365人が参加したオーディションで選ばれた今田美桜。のぶのパートナー・柳井嵩役には北村匠海が起用された。
《OPはいったいなんなんだ》
脚本は『やまとなでしこ』(フジテレビ系)や『Doctor-X 外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)などで知られる名手・中園ミホが担当。2014年度前期の『花子とアン』以来、2度目の朝ドラを手がける。
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「やなせ氏とその妻・暢さん夫婦は実際には幼馴染ではありませんが、ドラマでは設定を大胆に変え、出会いから人生を共に歩む物語として描かれています。今後、2人は朝ドラらしい、支え合う夫婦像として物語を生きていくことでしょう。また中園さんは少女時代にやなせ氏と文通していたという縁があり、その思いが込められた“温度の高い脚本”に仕上がっています」(ドラマライター)
2日放送の第3話では、登美子(松嶋菜々子)が突然家を出る切ない展開や、嵩(木村優来)とのぶ(永瀬ゆずな)が夕暮れをバックにシーソーに乗る場面が描かれるなど視聴者の涙を誘った。
だがX上では早くも《#あんぱん反省会》というハッシュタグが登場。その中で目立ったのが、オープニング映像への違和感だ。
《わけわからん近未来的なPV仕立てで何したいのか意味不明》
《OPはいったいなんなんだ》
《やっぱりオープニングと本編とのギャップがあって違和感ある》
といった戸惑いの声が。
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主題歌はRADWIMPSが書き下ろした新曲『賜物』。楽曲自体は彼ららしい仕上がりなのだが、その世界観に合わせたのか、映像が「本編とそぐわない」と指摘されているのだ。
「今田さんが光に包まれた近未来的な町を走り抜けるというCG満載の映像。あまりにも本編の時代設定やノスタルジックな雰囲気とかけ離れていて、唐突感、ミスマッチ感が否めません。最後にアンパンマンを思わせるシルエットが登場するのが唯一の“救い”ですが……」(スポーツ紙記者)
よくあるのが、オープニング映像が本編とリンクしていたり、のちのち伏線として回収される演出だが、今のところそれらしい仕掛けは見られない。あの“違和感”がやがて感動に変わるのだろうか。