乃木坂46・五百城茉央「私にとって映画とドラマは“生きがい”。ずっとお芝居をやってみたかった」

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2025年04月05日 09:10  クランクイン!

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クランクイン!

乃木坂46・五百城茉央  クランクイン! 写真:高野広美
 乃木坂46・五百城茉央が4月10日スタートのドラマ『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』(カンテレ・フジテレビ)にて、地上波ドラマ初出演を果たし、初主演を務める。本作で、名門進学高に全教科満点で入学した天才高校生・仲野茜を演じる五百城。頭が良すぎるせいで”世の中がつまらない”と日々を退屈に過ごし、生きる意味を見出せずにいた茜は、近隣で起こった殺人事件をきっかけに、いつしか孤独な殺人犯の心境に想いを馳せ――これまでにない斬新なミステリーが繰り広げられる本作の撮影に挑む五百城が、その思いを明かした。

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■クールな天才女子高生役に挑む五百城「役で違う自分を見せることができています」

――本作の出演オファーを受けた時の気持ちを聞かせてください。

五百城:何度か経験はあるものの、ずっと演技のお仕事をやりたいと思っていたので、すごくうれしいという気持ちでしたし、まさかの連ドラ主演でびっくりしました。自分に主演が務まるのかという不安もありましたが、「ここは頑張るぞ!」という気持ちになりました。

――斬新なミステリーが描かれる本作の台本を読まれてみていかがでしたか?

五百城:台本を読み進めながら、「これは学園ミステリーなんだ」と思っていたんですが、事件性やいろいろな要素あるんです。最後まで読んでみたら「え?」「まさか!」みたいな…どんでん返しが繰り広げられて、「面白いな」と思いつつ、この主人公を演じるにあたって「いろいろ考えなきゃ!」「難しそうだな」と感じました。でもストーリーが面白いので、きっと皆さんに楽しんでいただけると思っています。

――『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』というタイトルを見て、最初はどう思われましたか?

五百城:「犯人、誰だろう?」って思いました(笑)。犯人が誰なのかを考えながら観ると、やっぱりいっぱい伏線がある作品なので、そこから犯人を予想して楽しんでもらえたらいいなと思っています。

――役作りで準備されたことはありますか?

五百城:最初に台本を読んだときに(演じる)“茜”像が全然つかめなかったんです。その後、教えていただいた天才が主人公のドラマや映画を観て参考にして、「こういう時は、この人はこういう心情なのかな」と自分なりに考えて現場に入りました。台本の中に難しい用語もいっぱいあったので、調べたりもしました。

――参考作品をご覧になられてイメージは湧きましたか?

五百城:そうですね。周囲とはちょっと違う表情するとか、いろいろな天才の見せ方があるんだなと思いました。自分もそういう要素を持てたらと思ったので、参考になりました。


――天才という役どころですが、演じる際に意識していることは?

五百城:茜はクラスにいるときに、心の中で「世の中、つまらない」「この人たちは面白くない」と思うことがありますが、天才だからこそ、心の中で思っている感情とは異なる表の顔が作れちゃうのかなって思うんです。それをどう表現するのかが、私の中で課題です。自分の感覚で演じていることが、伝わればいいなと思っています。最初は演技の正解が分からなくて、毎回「これで合ってるのかな?」とは思っていたんですけど、回数を重ねてきて、監督さんが「ちょっとつかめてきたんじゃない?」とおっしゃってくださったんです。今は自信を持って自分の思う茜を演じようと頑張っています。天才さを感じさせる表情やセリフもたくさんあるので、上手にできたらいいなと思いますし、自分の思う茜が視聴者の方にも伝わったらいいなと思っています。

――茜は五百城さんの普段の雰囲気とは異なる、笑顔を封印するようなクールなキャラクターですが、演じてみていかがですか?

五百城:茜が笑っていても、その笑顔は心の底からの笑いじゃなくて、狂気じみた笑いなんです。私自身は基本的に笑っているほうなので(笑)、役で違う自分を見せることができていると思います。

――そんな茜に共感できる部分はありますか?

五百城:茜は天才すぎるがゆえに日々の生活が面白くないと感じるなかで、事件に興味を示して人生に面白さを感じていくんですけど、私も乃木坂46のオーディションを受ける前の学生生活が毎日同じことの繰り返しで、オーディションを受けてより面白い世界に触れることができました。茜とは全然違いますけど、その部分はちょっとだけ共通点があるなと思いました。今過ごしている時間は、すごく刺激的ですね。


■注目は「毎話考察して楽しめるストーリー」と「茜の心情の変化」


――同世代のキャストの方々と一緒に過ごす現場の雰囲気はいかがですか?

五百城:初めてお会いした時に人見知りをしてしまって全くお話しができず、あいさつだけだったんです。でも撮影が進んでようやく打ち解けてきたので、「お互い最初、めっちゃ、人見知りしてたよね(笑)」なんて言い合っています。今は、空き時間でもご飯の時もみんなで食べたり、お互いに写真を撮ったり、好きなものや好きな服とか…同世代がするような何でもない話をしたりしていて、ずっと楽しいです(笑)。すごくいい雰囲気で過ごせています。でも、本番になると、茜は皆さんとは違う空気をまとわないといけないので、そうした切り替えはあります(笑)。

――本作のキーパーソンともいえる黒川を演じるflumpool・山村隆太さんとの共演シーンはいかがでしたか?

五百城:茜は黒川に対して最初「何だ、この人?」と感じるのですが、黒川の狂気じみた部分を怖いと思うんじゃなくて、惹かれていくんです。黒川に出会って、どんどん目に少しずつ光が出てくるといいますか…その感じがどうやったら出るかなと思ったんですが、山村さんの演技を受けてみたら「うわぁ!」って圧倒されました(笑)。

――山村さんとは現場でどんなお話をされているんですか?

五百城:山村さんが、出演されていたドラマ『突然ですが、明日結婚します』(2017年/フジテレビ)を観ていたので、その話をしたら「え? 何かこれまでで一番うれしいわ」と関西弁でおっしゃってくださったんです(笑)。山村さんも私と同じ関西出身だったので、お互いに関西弁でたくさんしゃべっています(笑)。休憩の時も「flumpoolって、どうやって結成されたんですか?」とか、いろいろなことをお話できました。


――五百城さんの注目キャラクターは?

五百城:個人的に楽しみなのは、校長(利重剛)です。みんなで校長の話を聞くシーンがあったんですけど、笑っちゃダメなシーンなのに、みんな笑いをこらえるのに必死になるくらい面白すぎました(笑)。校長のキャラクターがすごくいいんです。

――ミステリーではありますけど、そうしたコミカル要素もあるんですか?

五百城:はい。その重要な役回りを校長が担ってくれていると思います(笑)。

――五百城さんが思う本作の見どころは?

五百城:茜のちょっとした好奇心からの小さな事件が始まるんですけど、そこからどんどんさまざまな事件が出てきて、それらがつながって真相が見えてくるんです。いろいろなところに伏線が散りばめられているので、視聴者の皆さんが毎話考察して楽しんでいただけるストーリーになっています。天才たちの集まりのお話ではあるんですけど、彼らの行動が本当に正解なのかという社会に対しての問いかけも込められていて、いろいろな要素がある作品になっていると思います。第1話では、茜の表情がどんどん変わっていくんです。最初はつまらないような顔しているんですが、そこから心情が変わっていく様子を観ていただいて、茜のキャラクターの面白さを感じてもらえたらうれしいです。


■「五百城家の風習でした(笑)」 幼少期に行った朝ドラ見学が芝居に興味を持つきっかけに!


――「演技のお仕事をしてみたかった」とおっしゃっていましたが、五百城さんがお芝居に興味を持ったきっかけは?

五百城:小さい頃から、NHKの朝ドラを観る習慣があったんです。朝ドラが大阪で撮影されている時は、父がよくトークショーなどを観に連れて行ってくれたんです。それが五百城家の風習でした(笑)。幼いながらに「面白いな」「この通り道かと思っていたら、行き止まりなんだ!」と感じたことを覚えています。私にとって映画とドラマは、“生きがい”というぐらい観るのが大好きなんです。「この曜日はこれを観て、明日は何曜日だから、これとこれだ!」みたいなことを、今もやっています(笑)。観ることが大好きでしたが、乃木坂46の先輩方がお芝居の仕事をたくさんされている姿を見て、「自分ももし機会があるならやってみたい!」とずっと思っていました。

――昨年、ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』でお芝居を経験されましたが、その時に演じる楽しさは感じましたか?

五百城:私自身、何ごとも面白いなと思えるタイプなんです。ワイヤーを使ったアクションとか、戦闘シーンとか、普通の人生だったら絶対しないことを舞台でできたので面白いなと思いました(笑)。

――女優業で目標にされている方はいますか?

五百城:先輩でいうと、久保史緒里さんや山下美月さんは、たくさんの作品に出られていますし、役によって全然違う表情をされているので、「この忙しい期間にこれを撮ってたんだ」と思うと「すごいな!」と思っています。自分も「この子、何でもなれるな」「カメレオンみたいな人だな」と思ってもらえるような役者さんになれたらいいなと思います。


――今年は1月に初の写真集『未来の作り方』も発売されて、年頭から話題を集めていますね。

五百城:この写真集は、スタッフの皆さんと一緒にこだわって作りました。タイトルが『未来の作り方』なので、この一冊を見て、「この子の未来、楽しみだな」と思ってもらえてたらいいなと思います。いろいろな表情の自分がいますし、いつもの自分らしい表情があったり、黒のドレスを着ている写真は「これ私なの?」みたいな大人っぽい表情が見られたりして、私自身、新しい自分に出会えた写真集になりました。

――本作でもまた新しい五百城さんに出会えると思いますが、この作品は7月に二十歳になる五百城さんにとっても、10代最後の時間を過ごす貴重な作品になると思います。

五百城:二十歳という大きな区切りの前に、こんな大きなお仕事させていただけることが、とてもありがたいと思っています。今回の経験が、20代になってもつながっていったらいいなと思います。

(取材・文:齊藤恵 写真:高野広美)

 ドラマ『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』は、4月10日よりカンテレにて毎週木曜24時15分、フジテレビにて毎週木曜26時15分放送(※放送時間は変更になる可能性あり)。カンテレ1話放送直後からFODにて1週間の先行配信。

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