「おつかれさま」“ディテールの鬼”と称される監督のこだわり「リアルに描かれるほど物語は共感を呼ぶ」

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2025年04月05日 12:20  cinemacafe.net

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Netflixシリーズ「おつかれさま」独占配信中
韓国で“国民の妹”と称される歌手で、俳優としても活躍するIUと、“国民の彼氏”といわれる魅力を誇るパク・ボゴムらが共演するNetflixシリーズ「おつかれさま」。

1960年代の済州島から2025年のソウルまで、様々な時代を生きる家族の姿を描いた本作について視聴者からは、「自分と母との姿に重なって見える」「娘のクムミョンと同世代なので懐かしい!」といった声が挙がり話題を呼んでいる。

そのように時代が移り変わる様を伝えるために、ファッションや音楽、メイクなどにもこだわったというキム・ウォンソク監督は、「それぞれの時代を生き抜いた人々のリアルな姿を描くことに細心の注意を払った」と明かした。

本作は、主人公たちの人生の軌跡と絆を四季の移ろいとともに紡いだ、心温まる物語。

IU演じる自由奔放で無垢なエスンと、パク・ボゴム演じる一途で誠実なグァンシクの波乱と冒険に満ちた人生の旅路と世代を超えた絆を描いている。

「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」「シグナル」「ミセン-未生-」などの作品で深い感情の機微を繊細に描き出し、その表現力の高さから“ディテールの鬼”とも称されるキム・ウォンソク監督は、本作で65年という時間の流れを自然に映し出すために、各時代背景にマッチした衣装やセットなどを用意し、リアルなディテールを表現するために注力したという。

「この作品は、“真の悪役は時代そのもの”ということが伝わる物語です。時代の変化はキャラクターたちに挫折や試練を与える一方で、助けになることもあります。そのため、その当時の状況がよりリアルに描かれるほど物語は共感を呼び、没入感が増すと考えました」と語るキム・ウォンソク監督。



その言葉通り、1970年代に大ヒットした韓国の国民的歌手チョー・ヨンピルの「タンバルモリ」や南珍(ナム・ジン)の「ニムガハンケ」をはじめ、その時代を風靡した流行歌が作中曲として取り入れられるなど、視聴者が登場人物たちと共に時間の流れを深く体験できる仕掛けが施されている。

曲の選定に関してキム・ウォンソク監督は、「歌詞やメロディだけでなく、文化的な重要性やポピュラー音楽史における認知度も考慮して選びました」と語っており、作中で使用される曲の数々は各時代の特徴を表現しながら、視聴者が物語の中に織り交ぜられた懐かしいメロディを発見できる楽しみを見出す役割も担っている。

ほかにも、キャラクターたちのメイクやスタイリングなどにも各時代のエッセンスがちりばめられており、時間の経過と共にエスンやグァンシクらの人生が変化していく過程を自然な流れで表現することにひと役買っている。

各時代を忠実に再現するために、細部に至るまで徹底的にこだわって作り込んだ「おつかれさま」の世界観は、視聴者を物語の中に深く引き込む。見る人がみな、ふとそれぞれの“いとしい人”に「おつかれさま」の思いを贈りたくなる作品となるのだ。

Netflixシリーズ「おつかれさま」は独占配信中。




(シネマカフェ編集部)

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