元テレビ朝日アナウンサーで弁護士の西脇亨輔氏(54)が、5日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西地区)に出演。中居正広氏の女性トラブルに端を発したフジテレビの問題について、テレビ局内における「空気」に言及した。
今回の問題で公表された第三者委員会の調査報告書では、女性が中居氏との食事について「業務の延長線上」との認識を持つことが「自然である」と認定された。
番組の中では、誘いを受けた女性が、事前に周囲や上司に相談できるような体制がなかったとの話題に。
西脇氏は、「普通に言えるような、そういう体制になればいいとは思うんですけれども、私も以前アナウンサーをやっていたということもあって、しかも少し前の時代ですから、今よりもコンプライアンスが整っていないような時代。そういったことを職場の先輩に言うっていうのは、それだけで『お前、ノリが悪いやつだな』っていうか。それが通常の職場よりも、さらにそういった空気感というか…」と相談ができない雰囲気があったとの見解を示した。
続けて、「あまり職場としての上下というよりも、お互いライバル同士というところもあるので。そうすると『そういうことを言うやつって、番組とかで使えるのかな』みたいなうわさが広まってしまう」と、誘いを断ることで仕事に影響があるケースにも触れた。
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西脇氏も今回の報告書に目を通し、「個人的にすごく胸に響いたのが、(女性が)被害にあって、そして療養をされていて、療養中に番組が降板になる。降板になった時の女性のコメントが『私からすべてを奪うのか』って言って泣いたっていう…。そういうことなんですよね。自己実現というか、自分の生きがいにもしている仕事があって、そのためには1人1人が個人事業主のように働いていて、そこに付け込まれた時に、職場の組織的なラインとかに乗せて何か言えるのかっていうと、言ったことでまた見えない何か(圧力)があるんじゃないかって…」。アナウンサー職の特殊な状況に言及した。
また、「今回非常にびっくりしたのが、アナウンサーの就職試験の時に、フジテレビが『セクシーポーズを取ってみてください』っていう質問をしたっていうくだりがあって。そういう体質の会社だと、全体として、それに合った価値観じゃなきゃいけないんじゃないかとか、誘われたら断っちゃいけないとか(考えるようになる)」と企業風土についても指摘していた。
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