太田光、フジ裏番組終了の東野幸治に「ひどい目に遭ってんな」BBQ開催の元編成幹部B氏が担当

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2025年04月06日 13:54  日刊スポーツ

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太田光(2024年6月撮影)

お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(59)が6日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に出演。中居正広氏の女性トラブルに端を発した一連のフジテレビの問題をめぐり、3月31日に公表された第三者委員会の調査報告書について「全部タレントの顔色をうかがってフジテレビでどうしたいのか一切出てこない」「吉本が怖いのか、ジャニーズが怖いのか分からないけども(作り手としての主張を)一切しない。クリエーティブな仕事をする会社として成立するのか」と、フジテレビの当時の姿勢を批判した。


この日は、サンジャポの裏番組で、3月30日で番組が終了したフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)でMCを務めたお笑いタレント東野幸治がゲストで初出演。フジテレビをめぐる一連の問題をまとめたVTR明けのひと言目で「ワイプの中の東野君の表情、シリアスなね、非常にわざとらしいなと」と、ゲストの東野をいじってみせ、東野はあわてて「雑ないじりやめてもらえますか」と反応するなどしていた。


太田はフジテレビの「ワイドナショー」でMCを務めていた東野を前にしつつも、今回フジテレビの問題について、思いを語った。第三者委の報告書には、中居と女性Aの事案につながることになる「BBQの会」開催に関わった元編成幹部B氏が「ワイドナショー」も担当していることから、「ワイドナショー」をめぐるフジテレビの対応も登場する。


太田は「ワイドナショーのやりとりも出てましたね。東野の前でこういうのもなんですけど、あれを見ると、全部タレントの様子、顔色をうかがって、フジテレビでどうしたいのか、というのが、一切出てこない」と指摘。「あの報告書の中でね。テレビを制作する人間として、なんのアイデアもなく、どうしようというフジテレビとしてはこう思っていますというのを、吉本が怖いのか、ジャニーズが怖いのか、分からないけども、それを一切しない」と語った。


この日ゲスト出演した東野がMCを務めていたワイドナショーについて「それこそ裏(番組)でやっていたから、私も意識していましたけど、あの立ち上がりから終わりまでの経緯を見てるとね、あー、俺は『東野ひどい目に遭ってんな』と正直ね、本人は否定するだろうけど」と言及。東野は間髪を入れず「否定します」と反応する一幕もあった。「ワイドナショー」は、ダウンタウン松本人志がレギュラーだったが23年3月に卒業。番組終了時は東野が1人で締めくくった。


太田は「ジャニーズの時もそうじゃないですか。ジャニー(喜多川)さんがどう言うか、メリー(喜多川)さんがどう言うか、(藤島)ジュリー(景子)さんがどう言うか、飯島(三智氏)がどう言うか。そればっかり気にしてて、フジテレビとしてどうしたい、というのがなくて、クリエーティブな仕事をする会社として本当に成立するのかなというのはある」と語った。


また、太田は、フジテレビが事案を把握しながら、中居を起用し続けたことについて、「中居氏に抗議をするような準備があるけど、いいでしょうかと。確認して進めていくべきだった」とした。


さらに当時専務で4日に関西テレビ(カンテレ)の社長を辞任した大多亮氏について「大多亮さんが(事案は)性暴力だって思ったと。はっきりと明確にね。性暴力というのがどこまでの範囲か分からないけど」とし、「もし、それが犯罪だと思ったとするならば」と前置きした上で「それはやっぱり警察に通報すべき」だったとも指摘した。

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