花粉情報 7日は東京など広く大量飛散 まだ万全な対策を 花粉シーズンいつまで?

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2025年04月06日 15:20  日本気象協会

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日本気象協会

花粉情報 7日は東京など広く大量飛散 まだ万全な対策を 花粉シーズンいつまで?

明日7日(月)は、仙台市から福岡市の広い範囲で花粉が大量飛散となるでしょう。花粉症の方は万全な対策が必要です。8日(火)以降もまだ大量飛散の日が多くなりそうです。4月半ば以降は、花粉の飛散は次第に終息に向かいますが、ゴールデンウィーク頃までは花粉の飛ぶ所がある見込みです。



●東京の花粉の飛散 予測最大値の60%前後


上の図は東京都の予測最大値(スギ・ヒノキ合計)に対して、飛散した花粉数(1月6日〜区部 3月31日まで、多摩地域 4月3日まで)の割合です。(東京都保険医療局「東京都アレルギー情報navi.」より引用。)

予測最大値と比較して、これまでの花粉数は60%前後の所が多く、花粉シーズンも折り返しとなっています。


●まだ花粉は大量飛散の日が多い


ただ、この先1週間も広く花粉の飛散量は多くなりそうです。

7日(月)の花粉の飛散量は、仙台で「多い」、東京から広島で「極めて多い」、福岡で「非常に多い」レベルとなるでしょう。花粉症の方はまだ万全な対策が必要です。8日(火)からも仙台市から福岡市で大量飛散の日が多くなるでしょう。10日(木)は大阪市から福岡市で、11日(金)は東京で花粉の飛散は抑えられそうです。


●花粉の終了時期は?


スギ花粉のピークは、3月末までには多くの所でピークを終えています。

ヒノキ花粉は、4月上旬は広い範囲でピークとなっており、ピークの期間は、5日間から2週間ほどの見込みです。仙台はヒノキ花粉の飛散量は少なく、はっきりしたピークは現れないでしょう。

4月半ば以降は、花粉の飛散は次第に終息に向かいますが、ゴールデンウィーク頃までは例年同様、花粉の飛ぶ所がある見込みです。風が強く吹く日などは、飛散量が多くなることもあります。ピークを過ぎてもしばらくは、花粉情報や気象情報を確認して、引き続き花粉対策を行いましょう。



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