
6日、LA在住の俳優・鈴木一真さんが、自身のインスタグラムを更新。
発達障害を抱えながら、11歳の誕生日を迎えた息子のことや、10年に及ぶLAでの暮らしを振りかえり、17枚の家族写真と3つの動画と共に公開しました。
鈴木さんは「Time flies! My buddy just turned 11, and it’s been exactly 10 years since we moved to LA on his first birthday.」と、まずは英文で綴り、続けて「おかげさまでセガレが11歳になりました。10年前の彼の1歳の誕生日に、我々家族はLAにやってきました。この節目に、こちらでの暮らしについて皆さんにご報告したいと思います。」と、書き出しています。
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報告文には「当初は1〜2年の予定で渡米したのですが、オーディションに落ち続けホームシックがピークに達していた頃、セガレが発達障害と診断されました。」と明かし、「当時は症状も重く、発達障害について調べれば調べるほど絶望する日々を過ごしました。」と、当時を回顧。
続けて、「一方の妻は呆れるほどのポジティブ思考で(笑)、その温度差から衝突する事もありました。そんな中、アメリカには充実した療育プログラムがあることを知り、悩み抜いた末にこちらにしばらく残る決断をしました。」と、LAに残ることにした理由を明かしています。
さらに、鈴木さんは「LA中を駆けずり回りUCLAの特別クラスにたどり着きました。さらに、毎日セラピストが自宅に来て、じっくりとセラピーを受ける日々が続きました。プログラムでは、親も療育のテクニックを学ぶことが義務付けられていました。振り返ると、その数年間は人生で一番長く辛い時期だったかもしれません。」と記しています。
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そして「その甲斐あって、上手くコミュニケーションが取れず、パニックを起こしていたセガレも手話から始まり、今ではすっかりおしゃべり好きになりました。さらに、突然いなくなってしまうなど、深刻な心配事も少しずつ落ち着いてきました。」としています。
その後、「彼が小学生になるタイミングで日本に帰国する予定で調整していたのですが、ちょうどその頃にコロナ禍が始まりました。幸い、Zoomを通じて授業やセラピーを継続できたおかげで、彼の成長は止まることなく、現在もさまざまなセラピーを続けています。アートや水泳など得意なことも増え、何よりも素晴らしい友達がたくさんできました。」と綴っています。
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一方、自身の俳優業についても「俳優業については、そのような事情から日本からのオファーのほとんどを断らざるを得ない状況でとても不安でした。しかし、コロナが落ち着く頃にはこちらでも徐々に仕事が回り始めました。長い俳優組合のストライキもありましたが、今は二つの長編映画を撮り終えて、公開を待つばかりです。」と近況を報告。
「加えて、発達障害をテーマにしたショートムービーの企画と、障害のある子どもたちがアートに触れる機会を提供する活動が出来ないか模索しています。」としています。
最後に鈴木さんは、「これから先も何が起こるか分かりませんが、今まで通り努力すれば、良い結果につながると信じています。ですので、これからも我々の珍道中を温かく見守っていただけたら幸いです!押忍!!」と、呼びかけています。
《 鈴木一真さんプロフィール 所属事務所公式サイトより引用 》
出身地:静岡県
生年月日:1968年10月8日
血液型:B型
サイズ:T180 B93 W76 H92 S27
デビュー年:1995年1月
趣味・特技:旅行、英会話、大型二輪、乗馬、殺陣、柔術
略歴:1987年よりモデルとして東京、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークなど世界的に活躍。1995年デビュー以来、個性派俳優として数多の作品に出演。2015年文化庁新進芸術家海外留学制度を機にロサンゼルスを拠点に活動中。
【担当:芸能情報ステーション】