人気ピン芸人、異国の地で大スベり「怖かった。改めて自分の実力を知った」

お笑い芸人のとにかく明るい安村（43）が5日放送の日本テレビ系「アナザースカイ」に出演した。英国の人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」（BGT）で、日本人として初の決勝進出を果たした安村はロンドンでロケを行った。

安村は43歳の最初のステージとして、スタンダップコメディーなどが行われるバーにゲストとして飛び入り参加した。ロケ中に街で見つけた「シャーロック・ホームズ」の全裸に見えるポーズなど、5ポーズを披露したが大スベり。スタジオで見ていたMCの今田耕司は「スベりすぎ」と涙を流して笑った。

ネタを終えると安村は舞台裏で「ちょっと信じられないくらいスベりました。怖かった。かたくなに笑わない女の人とか、ため息ついてる人とかいましたよ」と青ざめた表情で語った。バーの裏口に駆け込むと「死にそうになりました。難しいっすね。ちょっと身が引き締まった感じがしますね。あらためて自分の実力を知ったというか、浮かれてましたね。謙虚に生きていきます」と振り返った。

安村は建物裏の暗がりのような場所でしゃがみながら、「ここが僕のアナザースカイ。ロンドン」と暗めのトーンでVTRを締めた。スタジオで安村は「調子乗ってたな。良い教訓になった」と語った。今田は「1本映画見た気分。イギリス人好みだと思う。ハッピーエンドじゃない」と振り返った。

安村は「ロンドンはどんな場所ですか」との問いに「とにかくトラウマな街」と答え「最高の経験をさせていただきました。謙虚に頑張ります」と語って番組を締めた。