元格闘家俳優「プロレスラーになっちゃう」と高校中退 佐賀→東京→沖縄→タイの波瀾万丈の人生

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2025年04月06日 17:46  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

一ノ瀬ワタル(2025年3月撮影)

元格闘家の俳優一ノ瀬ワタル(39)が5日、TBS系「人生最高レストラン」(土曜午後11時30分)に出演。波瀾(はらん)万丈の人生を語った。


ずっと柔道をやっていて、15〜6歳の時に高校に行くが「K−1にすごく憧れてた」という。「キックボクシングは勝った者が全獲り。格闘技はシビアな世界で、だから本当にワイルドな世界というか、どうしてもアレに出たい」となり、高校1年の時に「俺、将来はキックボクサーになりたいんです」という話を部活の先生にしたという。


しかし「いや、お前は新日本プロレスに入れるよ」と言われ、「すいません…新日じゃなくてK−1に…」と言っても、「いやいや!大丈夫!お前は新日に入れる!」と上下関係のある先生に言われ、「やばい…オレ新日に入れられるぞ…。プロレスラーになっちゃう…」と思い、高校を辞めて、佐賀から東京へ。


MCの加藤浩次(55)が「それで東京に出てきたってこと? どうやって?」と聞くと、「え〜 飛行機っすな」と答えると、「当たり前だろ! 電車もあるけど、新幹線とか、そういうことじゃないんだよ! お金とかどうやってためて出てきたんだってこと。交通手段聞いてないよ!」とツッコんだ。


すると「めちゃくちゃバイトした」と明かし、20万ぐらい貯めて東京に行って、塗装店のアルバイトを始めて働きながらキックボクシングをやっていた。塗装屋で働き15万という大金を手にし、練習にも行き、彼女もでき、「もう、この生活が楽しくなっちゃって俺、練習にあまり行かなくなってた。これ、ダメだと思ったんすよな」と振り返った。


そして、沖縄に住み込みで、仕事もしなくていい「内弟子システム」があり、「朝から晩まで練習の、厳しい環境に耐えれるなら出てこい」と言われ沖縄に行った。


そして「このままでは俺の夢が終わってしまう」と「彼女にはごめん」と沖縄へ。沖縄での生活は、「おしゃべりも禁止」「テレビもない」と「さびしい」思いをし、ジムがある3階の窓からローソンが見え、「そこを見るのが俺の娯楽やった」と明かした。


そしてプロ格闘家になるも、大きい大会で負け怒られ「お前タイに行け」と言われ、2年間タイでムエタイ選手として厳しい修行を積んだ。

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