2025年F1第3戦日本GP ローラン・メキース代表(レーシングブルズ) 4月6日(日)、2025年F1第3戦日本GPの決勝レースが行われ、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チームのアイザック・ハジャーは6位に入賞し、リアム・ローソンは17位で完走した。
ハジャーは7番グリッドからミディアムタイヤでスタート。25周目にハードタイヤに交換し、8番手でフィニッシュし4ポイントを獲得した。一方レーシングブルズ復帰後の最初のレースとなったローソンも、13番手からミディアムタイヤでスタートして、33周目にソフトタイヤに履き替えて最後まで走り切った。
ハジャーが4ポイントを獲得したことで、レーシングブルズのコンストラクターズ選手権ポイントは7ポイントとなった。これでキック・ザウバーを1ポイント上回り、選手権8位となっている。
決勝レースを終えてメキースは、ハジャーの走りを讃え、ローソンにとっても学ぶことの多い週末だったと振り返った。
「ここ鈴鹿ではいい日曜日だった。素晴らしい週末で、特にアイザックは予選で7番手となり、今日のレースでは本当に速いマシンを後ろに従えて8位に入った。このような難しいトラックで、F1でわずか3戦目のレースだ。今日は非の打ち所がないレースで彼は才能を立証した。53周を完璧に走りきり、初ポイントを獲得した。週末を通して我々のマシンは強かったし、今後のレースに向けて励みになる。すべてのチームが熾烈な開発競争に突入するので、このようないいポジションを争い続けるために、非常に懸命な作業をしなければならない」
「リアムにとってもポジティブなことが多かった。彼はレースを通してマシンのことを学ばなければならなかったが、彼自身の準備を整えるのに3回のフリー走行しかなかった。昨日はQ3までわずかコンマ1秒だった。フィールド上はタイトで、チャンスを与えてくれるようなことも起きず、順位を上げるのは簡単なことではなかった。フルでレース距離を走ったことで、彼はバーレーンでステップアップできるだろう」
またヘッド・オブ・ビークルパフォーマンスを務めるギヨーム・デゾトーは、今回の結果は次のレースに向けてチームを後押ししてくれるものだと語った。
「チームは堅実なレースで8位に入賞して4ポイントを獲得し、昨日の予選では力強いペースを示した。アイザックはレースをコントロールして、安定してドライブし、マシンとタイヤをうまくマネージメントした」
「リアムは(ハジャルより)後ろからスタートし、彼が何か機会を掴めるように(スティントを)延ばした。残念ながら何も起こらず、彼は隊列のなかで17番手でフィニッシュした」
「この結果は、金曜日の最初から競争力のある週末を過ごしたことに報いるもので、バーレーンでの次のレースに向けて、我々を後押ししてくれる」
[オートスポーツweb 2025年04月06日]