日向坂46が5日と6日、横浜スタジアムで6周年ライブ「6回目のひな誕祭」を開催した。
けやき坂46(ひらがなけやき)時代から約9年間グループを引っ張ってきた一期生のキャプテン佐々木久美(29)や佐々木美玲(25)にとってのラストステージで、1公演4時間超、2日間で“全曲披露”の大ボリューム。5日の公演では佐々木美玲の卒業セレモニーが行われた。
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佐々木美玲卒業セレモニー前の公演本編では、本人のプロデュースブロックとして「イマニミテイロ」「三輪車に乗りたい」「My fans」「期待していない自分」を続けて披露。「期待していない自分」では決意の表情で花道を疾走し、会場の視線を一身に集めた。
卒業セレモニーでは黄色のドレス姿で、月のモチーフとともに登場。ソロ曲「わずかな光」を堂々とパフォーマンスし、美しい歌声をスタジアムに響かせた。 「ひらがな(けやき)のときのツアーで、ワイヤでつられた月で(座って)『わずかな光』を歌っていたんです。その演出が大好きで、今回無理を言って用意していただきました。ここで披露することができて本当に幸せです」と話した。
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スピーチでは時折涙ぐみながら、ファンやメンバー、スタッフ、家族らへの感謝の思いを伝え「ここにいて、夢がたくさんかないました」と語った。その後、佐々木久美(29)、高瀬愛奈(26)が現れ、グループ最後の一期生となる3人が集結。佐々木美玲は、スピーチで伝えきらなかった2人への感謝の思いを話した。
5月に卒業セレモニーを控える高瀬へは「今までたくさんメンバーに愛を向けてきてくれたから、卒業したら自分を一番に、たくさんわがまま言ってほしい」と伝えた。さらに「まなふぃ(高瀬)はお家に入れてくれないんですけど、あたしの家に遊びに来てね〜」と脱力感たっぷり。会場の笑いを誘い、高瀬には「もっと感動的になるんじゃないの〜」とツッコまれた。
6日が卒業セレモニーのキャプテン佐々木久美へは「すてきな久美ちゃんに嫉妬するときもありました。こんないい人になりたいなって」と伝えた。さらに、2人の顔を見て「不思議な気持ちだけど、皆と一緒に一期生として最後までやってこられて良かったと思います」と笑顔。「みんなと過ごすことができて、日向坂46での活動は最高の青春でした!」とかみしめ、3人のユニット曲「Instead of you」を披露した。
さらに「好きということは…」で後輩メンバーも登場し、佐々木美玲は「皆さん、タオル回せ回せー!」と大絶叫。トロッコで客席に近づき、まぶしい笑顔を届けた。その後は、メンバーらからメッセージとともに花が手渡され「びっくりしちゃいました。全部が愛だなって思います。本当に本当にありがとう! ラブだよ〜」と感謝した。
最後は「知らないうちに愛されていた」を歌唱。「約9年間、本当に本当にありがとうございました。メンバーもおひさまの皆さんも、大大大好きです! これからも私の大好きな日向坂46をどうぞよろしくお願いします!」と、約9年間の愛と感謝を叫んだ。
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