九州から東北では、この先1週間も連日のように花粉が大量飛散。4月半ば以降になると飛散量は徐々に少なくなるものの、花粉シーズンが続きそう。
●九州から東北 大量飛散
今日7日(月)の花粉飛散量は、九州から東北で「極めて多い」「非常に多い」ランクの所が多くなるでしょう。特に西日本では、晴天・気温上昇・乾燥と、花粉が飛びやすい気象条件です。
九州や四国、中国地方では、スギ花粉の飛散は落ち着いてきましたが、ヒノキ花粉の飛散がピークを迎えています。近畿から関東、北陸はスギ花粉・ヒノキ花粉ともに大量に飛ぶため、万全の対策が必要でしょう。
●広範囲でヒノキがピーク
明日8日(火)以降も、花粉が大量に飛ぶでしょう。九州から関東では、10日(木)から11日(金)にかけて雨が降る影響で、花粉の飛散が抑えられそうです。
東京都アレルギー情報navi.によりますと、スギ・ヒノキを合わせた予測最大値に対して、多摩では4月3日(木)までで51%と、約半数ほどが飛散しています。千代田区は、3月31日(月)までで62%となっています。花粉飛散のピークはまもなく越えますが、花粉症の方にとって辛い時期はまだ続くでしょう。
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●花粉飛散 いつまで
4月上旬は広い範囲でヒノキ花粉のピークとなっていて、ピークの期間は5日間から2週間ほどの見込みです。仙台はヒノキ花粉の飛散量は少なく、はっきりしたピークは現れないでしょう。
4月半ば以降は、花粉の飛散は次第に終息に向かいますが、大型連休ごろまでは例年同様、花粉の飛ぶ所がある見込みです。風が強く吹く日などは、飛散量が多くなることもあります。ピークを過ぎてもしばらくは、花粉情報や気象情報を確認して、引き続き花粉対策を行いましょう。
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