
【写真】売買契約書に判子を押そうとする母・房枝(原田美枝子)
『俺の話は長い』は、2019年10月期に放送されたホームドラマ。ニートでヘリクツの天才・岸辺満と、彼の家族の賑やかな日常が描かれた。今作は連続ドラマから5年後の世界を描き、前作に引き続き満の義理の兄・光司(安田顕)、姉・綾子(小池栄子)、めい・春海(清原果耶)、母・房枝(原田美枝子)らも登場する。
不動産屋との売却契約を翌日に控え、岸辺家では引っ越しに向けた準備が進む。房枝は切り盛りしていた喫茶店「ポラリス」の常連客にあいさつするため、朝から名物のガトーショコラを作り、春海は店からお気に入りのコーヒーカップを持ち帰ろうとする。
そして契約当日。満は春海と2人で和室にこもり、亡き父・巌の遺影を前にして決意の表情でさくら餅にかじりつく。そして居間では綾子と光司が見守る中、房枝が不動産屋の契約書に判子を押そうとしていた。するとそこへ「ちょっと待った〜!」と満が乱入。「ウチ売らないで済む方法、1つだけ思い付いたんだけど」と切り出すと「俺がポラリスを継ごうと思う」と宣言するのだった。
房枝は驚きつつも「ありがとう」と笑顔を見せて満の提案を受け入れる。その後、自室に戻った満が亀のボルトに「良かったなぁ…」と優しく語りかけながら涙をこぼすと、ネット上には「満の涙にぐっときた」「満が泣くのはちょっと反則すぎる…」といった声や「もらい泣きした」「まってボロ泣きした」などの投稿が相次いでいた。