
4月は紫外線が強まる時期。今日7日(月)は、全国的に紫外線対策が必要なレベルで、那覇や鹿児島で「非常に強い」となっています。夏にかけて紫外線がさらに強まるため、日焼け止めクリームなどで対策を。
●紫外線 那覇や鹿児島で「非常に強い」
4月に入り、各地で紫外線が強まっています。つくばのUVインデックスは、4月4日(金)に6.1を観測。「強い」レベルとなりました。
今日7日(月)は、沖縄や九州から東海、北陸は晴れて、日中は日差しがたっぷり届くでしょう。紫外線指数(UVインデックス)は、人体に影響を与えうる有害紫外線量を5ランクで表したもので、那覇と鹿児島は上から2番目の「非常に強い」となっています。福岡や大阪、名古屋など、九州北部から東海、北陸は「強い」レベルです。
東京や仙台などでは「やや強い」ですが、「やや強い(中程度)」レベル以上が予想される場合は、紫外線対策が推奨されています。
●紫外線 夏にかけて強まる
紫外線の強さは、天気だけでなく緯度によっても異なり、北から南へ行くほど(緯度が低くなるほど)紫外線は強くなります。また、同じ気象条件なら、太陽が頭の上にくるほど紫外線の量が強まります。
日本では、1年のうちで、春から初秋にかけて紫外線が強まり、4月〜9月に1年のおよそ70〜80%の紫外線が降り注ぎます。最も紫外線が強いのは6月から8月で、これからの時期は日に日に強まってきます。うっかり日焼けをしないように、日焼け止めクリームや日傘などで対策をしてください。
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●紫外線・急な暑さに注意
明日8日(火)は北陸や東北で雨の降る所がありますが、広い範囲で晴れる見込みです。日中の気温は平年より高い所が多く、福岡では24℃と夏日に迫る陽気になるでしょう。9日(水)は、ほぼ全国的に晴れそうです。
これからの時期、晴れる日は紫外線が強まるとともに、急な暑さにも注意が必要です。九州や四国、本州の内陸を中心に、最高気温が25℃以上の夏日になることも珍しくありません。体調を崩さないように、こまめな水分補給や休憩を心がけましょう。
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