劇作家からの性被害を訴えた女優大内彩加が7日までにX(旧ツイッター)を更新。中居正広氏の女性トラブルに端を発したフジテレビ問題をめぐるテレビ番組コメンテーターらの発言に疑問を呈した。
大内は、「性暴力被害者が被害を受ける直前にどれほど洗脳状態にあるか、そして加害によって凍り付き(フリーズ)してしまうということ。被害者は性暴力を受けている最中だけではなく、その後の生活も生命の危険を感じながら生きていかねばならないということ」と説明した上で、「そこが抜け落ちた討論に何の意味があるというのか」と、6日生放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜午後8時54分)について指摘した。
「Mr.サンデーの討論、被害者に対しての二次加害が酷くて見るのをやめた」と同番組コメンテーターらの発言に嫌悪感を示し、「あと加害者に『上司に禁止されているので行きません』って言っても『そんなの関係ない』って跳ね返されて周りにも守られなくて無理矢理加害者から加害を受ける場合もある訳でして、どうしてこうも被害者任せな案になるのか」と憤った。
続くポストでは「みんな、加害者がどれだけ醜悪にターゲットを囲って性暴力やハラスメントするか、分かってなさすぎるよ」とピシャリ。「常人の行動から逸脱しているんだよ」と訴え、「『私は被害に遭ってない』とか『僕はそんな一面知らない』とかじゃないんだよ。お前らは標的じゃなかったorやれらていた、見ていたけれど気付かなかっただけ」とつづった。
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