
【写真】接客するおたけ
おたけはお笑いコンビ・ジャングルポケットとして相方の太田博久と活動する傍ら、3年前から東京・月島のもんじゃ焼き店「竹の子」の店主として働いている。27年前に母親が店を始めた「竹の子」を、おたけが引き継いだ理由について、「本名の“武山”から、僕は『たけ』ってあだ名で呼ばれていた。『竹の子』って名前に、継いでもらいたい気持ちが入っているのかな? と思い、意識していたんです。そしたら、全く関係がなかった」と、“勘違い”がきっかけだったことを明かした。
そんな「竹の子」にカメラが潜入すると、開店に向けて軽快なリズムでキャベツを刻むおたけの姿が。お店について、おたけさんは「去年1年間で来たお客さんが4万人」と紹介。番組スタッフは「お店の強みはなんですか?」と質問すると、おたけは「僕です」と即答し、続けて「そりゃそうやろって思いますよ。しかも味もうまいし、値段も高くないし、量も多いし…。負ける要素がない」と誇らしげに語った。
「竹の子」には週に2日、多ければ3日立っていると語ったおたけ。さらに、昨年元メンバーが不祥事を起こした当時のことを振り返り、「仕事がガーっとなくなったりしたら、ここに来ていた。その時は週5日はいたんじゃないかな」とポツリ。その騒動はお店にも影響を及ぼしたのか聞くと、おたけは「ないです。お客さんが気を遣ってくれて、その話を面と向かってしてこなかったです」と説明。そして、「(騒動で)お笑いの仕事が減るなと思ったけど、この店があるのが僕の強みだったから何も怖くなかった」と打ち明けていた。
店がオープンすると、おたけ自らホールに立ち、接客。お客さんと一緒に写真を撮るなど、密に交流する様子もみられた。一時はお笑いの仕事に向かうため、店を離れたおたけだったが、閉店30分前に再び姿を見せる。朝の開店作業、日中の接客、そしてお笑いの仕事をしてきたおたけには、疲労の色が…。それでも最後の1組まで笑顔で送り出すと、「この環境が好きなんでね。(元気が)戻ります。やっぱり」と充実の表情。さらには「キツいんでね。お笑いの環境は…」と本音を吐露すると、番組スタッフは「苦しい時もあるんですか?」と直撃。おたけは「想像したら分かるでしょ(笑)。いろいろなことがあるので…」と胸の内を明かした上で、「竹の子は心臓、なかったら息が止まる。それぐらい重要なところで、僕の生命線かもしれない。何かあった時に店が助けてくれるし、店があるからなおさら怖いものはなくなりました」と大切な「竹の子」への思いを語った。
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