“キャシアン・アンドー”ディエゴ・ルナが明かす、結末が決まっているキャラクターを演じる難しさ

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2025年04月07日 17:01  cinemacafe.net

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「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」© 2025 Lucasfilm Ltd.
伝説の原点『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』の直前を描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に直結する、オリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」シーズン2が4月23日(水)よりディズニープラスにて日米同時独占配信開始。

『ローグ・ワン』で衝撃の最期を迎える反乱軍の英雄キャシアン・アンドーを演じたディエゴ・ルナが、「彼がどのような最期を迎えるのか分かっていますが、キャラクターに可能な限り大きなアーク(役柄の成長)を与えるためには、あまり早くそこに到達しないように演じる必要がありました」とその難しさについて語った。

本作の主人公は、『新たなる希望』の直前、極秘チーム“ローグ・ワン”の一員として帝国の究極兵器デス・スターを破壊するべく命がけのミッションに挑み、衝撃の最期を迎えた反乱軍の情報将校キャシアン・アンドー。

本作では、ただの一市民でしかなかったキャシアンが反乱軍の仲間に加わったところから、『ローグ・ワン』に登場した冷静沈着で頼れる反乱軍の英雄になるまでの最後の4年間が描かれる。

2016年に公開され、ファンから史上最も“泣ける”『スター・ウォーズ』と絶賛された『ローグ・ワン』の出来事から5年前に遡り、反乱軍の情報将校になる前の一市民でしかなかったキャシアンを主人公に、常に『スター・ウォーズ』の要として存在した<反乱軍>誕生の物語を描き出す本シリーズ。

『ローグ・ワン』に引き続き、本シリーズを手掛けた脚本家のトニー・ギルロイは、すでに決まっている結末から逆算し、『ローグ・ワン』へと繋がる重厚なストーリーを作り上げた。

キャシアン役のディエゴ・ルナも、キャシアンが迎える最期を知っているからこそ、利己的で“大義”の意味も知らない一市民だったところから“大義”のために反乱軍の英雄へと少しずつ変化していく過程を意識して演じていたそうだ。

「キャシアンは自分の中にたくさんの闇を抱えています。多くの傷を背負っていて、復讐心や痛みが彼を動かしているんです」とディエゴ・ルナは語り、「シーズン1で、キャシアンがルーセン(ステラン・スカルスガルド)に『僕は(反乱軍に)入りたい。僕を殺すか、仲間にするかだ』と言って終わりますが、たとえ彼がそう言ったとしても、大義のために戦うために必要なことを彼がまだ完全に理解しているとは僕は思えません」と、本作に登場するキャシアンの心情を解説。



さらに「だから、キャシアンが映画で描かれたような冷静で献身的な反乱軍のリーダーになるには、様々なことを経験しなくてはいけません。新しい味方も敵も登場して人生はより複雑になっていくし、事態はますます危険になっていきます」と、キャシアンが反乱軍の英雄になるまで波乱の物語が描かれることを明かした。

一市民でしかなかったキャシアンがどのようにして、『ローグ・ワン』で決死のミッションに挑み、最期を迎える反乱軍の英雄になったのか。本作で描かれるキャシアンの知られざる最後の4年間の物語は見逃せない。



「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」シーズン2は4月23日(水)よりディズニープラスで日米同時独占配信開始(全12話/毎週3話ずつ配信)。










(シネマカフェ編集部)

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