舞台『Take Me Out』の制作発表会見の模様(C)ORICON NewS inc. timelezの原嘉孝が7日、都内で行われた舞台『Take Me Out』の制作発表会見に参加した。
【写真】「役者の自分も…」舞台への思いを語った原嘉孝 会見前には、レジェンドチーム対ルーキーチームで野球の体験試合を行った。タケシ・カワバタ役の原が野球未経験ながらレジェンドチームのエースとして登板。しかし、7対11で敗戦した。試合の感想を問われると原は開口一番に「すみませんでした」と謝罪。それでもランニングホームランを打つなど、貢献したことをチームメイトからは称えられた。原は「ピッチャーは孤独な時間でした。思いっきり投げていたけど外れるから打たせて取ろうとなった。ゆっくり投げて四球に。それが1番気まずくて…」と反省しながらも「いい経験でした。カワバタを演じる上で大事な時間でした」と前を向いていた。
メジャーリーグを舞台に、華やかな選手たちの関係を捉えながら、そこに渦巻く閉鎖性によって浮彫りになるさまざまな実情にスポットを当てた『Take Me Out』。2003年に『第57回トニー賞』演劇作品賞を受賞し、2022年の『第75回トニー賞』では演劇リバイバル作品賞を受賞。日本初演となった2016年には『第51回紀伊國屋演劇賞』団体賞の対象作品となり、2018年に再演した本作が、7年の時を経て、装いも新たに再始動となる。
再演を支えたオリジナルメンバーに新メンバーを加えた経験豊富な「レジェンドチーム」と、一般公募330人の中から完全オーディションで選び抜かれた実力派の「ルーキーチーム」による、2つのチームで熱い公演を繰り広げる。「また挑戦したいと常々願っていた戯曲」と語る演出・藤田俊太郎氏が、今回初めて2チーム体制でそれぞれ異なる演出で創り上げる。
会見には、玉置玲央、三浦涼介、章平、小柳心、渡辺大、陳内将、加藤良輔、玲央バルトナー、田中茂弘、本間健太、富岡晃一郎、八木将康、野村祐希、坂井友秋、安楽信顕、近藤頌利、島田隆誠、岩崎MARK雄大、宮下涼太、小山うぃる、KENTARO、大平祐輝、演出の藤田俊太郎氏、オンラインで辛源も参加した。
東京公演は、5月17日から6月8日まで、東京・有楽町よみうりホールで。その後、名古屋公演、岡山公演、兵庫公演を行う。