メルセデス・ベンツ、日本限定4台の『Gクラス』発表。デザイナーNIGOが手掛けたアート作品に着想

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2025年04月07日 18:50  AUTOSPORT web

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誕生から45周年を迎えた『Gクラス』の「タイムレスな価値を表現した」という『Mercedes-Benz G-Class Past II Future』
 メルセデス・ベンツの『Gクラス』に、ファッションブランド“MONCLER(モンクレール)”とのコラボレーションにより、日本人ファッション・デザイナーのNIGO(ニゴー)が手掛けたアート作品に着想を得た特別仕様車『Past II Future(パスト・トゥ・フューチャー)』が登場。誕生から45周年を迎えた『Gクラス』の「タイムレスな価値を表現した」という同車は、世界限定20台、日本限定4台の導入で4月4日より予約注文の受け付けが開始されている。

 最初の一歩として2023年2月に実施された第1弾コラボレーションでは、このGクラスがモンクレールの伝統的なダウンジャケットを纏った鮮烈なアート作品『PROJECT MONDO G』を発表。そして2024年10月に発表された第2弾では、ファッション・デザイナーであり、音楽プロデューサーやクリエイティブ・ディレクターの顔を持つNIGOが参画し、同じくモンクレールのダウンジャケットが持つ特徴的なキルティングの美学と、1979年の誕生から45年の歴史を刻むGクラスのデザインエッセンスを融合させた、過去と現代のデザインを繋ぐ作品として『Project G-Class Past II Future』が披露された。

 今回、市販モデルとして登場した『Mercedes-Benz G-Class Past II Future』は、その第2弾のコラボレーションに着想を得た特別仕様車となっており、ISG(Integrated Starter Generator/インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を搭載した“G450d”グレードがベースに。

 エクステリアでまず目を引くのが、フロントとキャビンで区切られたオリーブグリーンとグレーのマット塗装で仕上げられたツートーンペイントで、フロントフェイスには特別色MANUFAKTUR(マヌファクトゥーア)ナイトブラックマグノを採用。ヘッドライト周辺まで全面的にブラックカラーを施すことで、1979 年の初代"G"のフロントフェイスを彷彿とさせるスタイルとなっている。

 サイドビューでもウインドウフレームや特別仕様の18インチホイール、さらにランニングボードまでブラックで統一して全体の印象を引き締め、リヤではGクラスを象徴するアイテムのひとつであるスペアタイヤに、初代に装備されていたソフトカバーを採用するとともに、メルセデス・ベンツとモンクレールのコラボレーションロゴがデザインされている。

 一方のインテリアでも、チェックパターンのファブリックと上質なレザーが組み合わされたシートが最大の特徴に。このチェックパターンも初代で使用された典型的なシートデザインを再解釈し現代に蘇らせたもので、同じく初代誕生以来変わらない装備のひとつである助手席側グラブハンドルには、コラボレーションプロジェクトのコンセプトで、この特別仕様車のモデル名でもある“PAST II FUTURE”の文字があしらわれた。さらにセンターコンソールには“One of 20”のレターも刻印され、世界限定20台の特別な1台であることを印象付ける。

 その『Mercedes-Benz G-Class Past II Future』は、メルセデス・ベンツのトップエンドモデルを専門に取り扱う販売店『スターズ@メルセデス・ベンツ銀座』にて、すでに4月5日(土)から4月15日(火)まで期間限定で展示され、同最終日まで注文を受け付け。販売台数の4台を超える申し込みがあった場合には抽選となり、価格は3000万円(税込)となっている。

メルセデスコール:0120-190-610

メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

[オートスポーツweb 2025年04月07日]

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