小説家加藤シゲアキはスランプ経験なし?「やるしかないんです」主演舞台では不振の劇作家役

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2025年04月08日 04:01  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

プレスコールで演じる加藤シゲアキ(左)と細田善彦(撮影・滝沢徹郎)

NEWS加藤シゲアキ(37)が7日、都内で主演舞台「エドモン〜『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男」(7日から、東京・PARCO劇場)開幕前会見に出席した。


アレクシス・ミシャリクが名作戯曲の誕生秘話をコメディーたっぷりに描く喜劇。加藤はスランプ中の劇作家・エドモンを演じる。初演から続投する安蘭けい(54)をはじめ、村田雄浩(65)、瀧七海(19)、堀部圭亮(59)ら新キャストも加わった。


今回演じるエドモンは書けないスランプに陥る役柄だが、小説家・加藤シゲアキとして言えば「僕は書けないことはない(笑い)。自分のペースで書いているので」と不振とは縁遠い様子。今作の稽古とも平行して執筆活動を行っていたという。「書けないと言うよりも時間が無い。でもやるしかないんです。乗り越えさせられているというのが正しいのかも」と物書きの横顔をのぞかせた。


21年には自身の著書「染、色(せんしょく)」の舞台版の脚本を担当し、脚本家デビューを果たした。「小説家とは違って、セリフをキャストの方が言ってくれる楽しさもある。またいつか、書きたいなとは思ってはいます」とやりがいを語った。村田からは「私は絶対やりたいです」と出演を逆オファーされていた。

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