写真タレントの千原ジュニア(51歳)が、4月6日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。退職代行サービスを利用する新卒の人たちについて、「ある意味『ちゃんとしてはるな』と思った」と語った。
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番組はこの日、新年度を迎え、退職代行サービスに依頼が急増しているという話題をピックアップ。
退職代行サービス・モームリを運営する谷本慎二代表は「新卒の方から、4月3日(木)は20名、翌4日(金)は13名と、かなり多くの依頼をいただいている状況」と、新入社員から依頼が相次いでいることを語り、その理由として「『入社前と後で実態や契約内容が違った』という乖離が原因の退職理由が非常に多いと感じている」と言及する。
モームリに寄せられた退職理由として、「入社後に休日出勤の必要があると言われたが、入社前にはそのような説明を一切受けていなかった」「求人票と給与が異なり、実際の基本給は最低賃金を下回っていた」「仕事が分からず聞こうとしたら『自分で考えろ』と言われ、今度は自分なりに考えていたら『分からないなら聞け』と言われた」などを紹介。
また、依頼が殺到する中で、モームリにも変化があったと話し、谷本代表は「退職代行での3万件のデータを保有しているので、大手企業から『離職率低下の講演会を開いてほしい』という依頼が殺到しています」と明かした。
退職代行サービスの利用や入社直後の退職について、街の新入社員に話を聞くと、「4日で辞めるのはもったいない」「あまりにも言われていた内容が違ったり、上司がものすごく怖かったりすると、退職代行を使っちゃうパターンもあるのかも」と様々な意見が…。
スタジオの出演者たちも「僕の時代は就職氷河期だったから、4日で退職したら次の仕事なんてなかった」「“新卒カード”を自分からすぐに捨てちゃうのはもったいないと感じる」「退職代行を使われた企業はなんらかの“サイン”が出ていると受け止めた方がいい」という声が上がった。
番組MCを務める千原ジュニアは「飛ぼうと思ったら飛べるのに、お金を払って退職代行サービスを利用し、辞める意思を伝えるというのは、ある意味『ちゃんとしてはるな』と思った」とコメントした。
元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250494709.html