ガスリー、入賞届かず。テストで好調だったバーレーンに期待「コンディションは違うがリセットのチャンスだ」

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2025年04月08日 07:20  AUTOSPORT web

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2025年F1第3戦日本GP ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
 2025年F1第3戦日本GPの決勝レースが行われ、アルピーヌのピエール・ガスリーは13位、ジャック・ドゥーハンは15位でレースを終えた。

 11番手からミディアムタイヤでスタートしたガスリーは、レース前半はひとつ後ろの12番手からスタートしたフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)とポジションを争う展開に。24周目にハードタイヤに交換し、最後まで走り切った。

 ドゥーハンはグランプリ初日の金曜日に行われたFP2で大きなクラッシュを喫した。本人に怪我などはなかったものの、マシンのモノコックを交換して土曜日以降の走行に臨んでいた。レースでは19番手からソフトタイヤでスタートし、15周目にハードタイヤに履き替えて長い第2スティントを走り、15位でフィニッシュした。

■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)決勝=13位(53周/53周)11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「今日は僕たちのレースではなかったし、分析すべき点がいくつかあるのは確かだ。パフォーマンスに関しては、できる限りのことをした感じだ。マシンの感触はよく、バランスもよかった。どこでペースを少し欠いていたのかということは、理解している」

「1周目は激しかった。フェルナンド(・アロンソ)とはかなり危険な状態になって、楽しいバトルだったにもかかわらず、順位を落としてしまった。ピットストップで少しタイムを失ったので、そこで何が起きたのか見直すつもりだ」

「トラフィックとペース管理の点で、ここではトラックポジションがどれだけ重要かということはわかっている。僕たちはベストを尽くしたが、ポイントに近づくには十分ではなかった。

「来週のバーレーンでは、いいチャンスがある。あそこでのプレシーズンテストでは、マシンのパフォーマンスがよかったように思えたからね。その時とはコンディションが異なるだろうが、これはリセットするチャンスだ。よりよい結果が出せることを期待している」

■ジャック・ドゥーハン(BWTアルピーヌF1チーム)決勝=15位(53周/53周)19番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード

「またレース距離を完走して、経験とパッケージの理解を深めることができてよかった。スタートティングポジションを考慮して、スタートではソフトタイヤでより積極的なタイヤ戦略を採用した。それにより攻撃を仕掛け、アンダーカットで前に出る最高のチャンスを得ることができた」

「それは、ハードタイヤでより長い第2スティント(38周)を走行し、終盤に向けて防御しなければならなかったということでもある。ニコ(・ヒュルケンベルグ)をしっかり食い止めることはできたと思うが、新しいソフトタイヤを履いたカルロス(・サインツ)を抑えきれなかったのは残念だ」

「オーバーテイクが難しいコースで順位を上げられたのはよかった。それに、燃料を多く消費する走りをしていないにもかかわらず、レースペースも力強いと感じた。レースの合間には、休息と回復に数日かけることになるだろう。コンディションがまったく異なるバーレーンにまた行くのを、楽しみにしている」

[オートスポーツweb 2025年04月08日]

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