公開20周年、映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』より 2025年は映画「ハリー・ポッター」シリーズ4作目となる『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05年)公開から20周年のメモリアルイヤー。『炎のゴブレット』をフィーチャーしている「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京−メイキング・オブ・ハリー・ポッター」、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにある「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」の情報と、映画の魅力を紹介する。
【画像】スタジオツアー東京の新フード&ドリンクメニューなど ■『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
新学期が始まり、「三大魔法学校対抗試合」が数百年ぶりにホグワーツで開催されることが発表される。これはヨーロッパの三大魔法学校であるボーバトン魔法アカデミー、ダームストラング専門学校とホグワーツ魔法魔術学校が一堂に会して行われる対抗戦で、各校一人ずつ選ばれた代表選手が3つの課題を通して魔術や勇気を競い合う。危険な競技につき参加資格は17歳以上で、代表選手を選ぶのは「炎のゴブレット」。その決定は絶対で、選ばれたら棄権ができない。ところが立候補していない14歳のハリーが選ばれ、年齢も実力も上の相手と競うことになってしまう。
胸のすくアクション、サスペンス仕立ての緊迫したストーリー、個性的な新キャラクターなど、世代を超えて愛される魅力がたっぷり。さらにハリーの初恋やロンとの仲たがい、ハーマイオニーとロンのぎこちない恋愛や嫉妬など、青春の悩みと切なさが描かれている点もファンに愛される所以。
さらに、「ヴォルデモート復活」などの緊迫感のある衝撃的なエピソードが絡み合う展開で、これまでの物語からトーンが一変し、“新章突入”を思わせるシリーズ全体の中でも特に印象的な作品となっている。
■「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京−メイキング・オブ・ハリー・ポッター」
「ハリー・ポッター」&「ファンタスティック・ビースト」シリーズの小道具や衣装、制作過程といった映画の舞台裏が楽しめる「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京−メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。4月18日〜9月8日の期間、特別企画「炎のゴブレット」が開催される。オープンして以来、初めてとなる単一作品をテーマにした全館規模の特別企画にふさわしい、体験をさらに盛り上げるフードメニューの数々や、アクティビティが登場する。
大人気のアフタヌーンティーは、「炎のゴブレット」をテーマにした「トライウィザード・トーナメント アフタヌーンティー」に。ハリーたちが挑んだ伝説の試合、三大魔法対抗試合の三つの課題をモチーフにした味わい豊かなスイーツやセイボリ一とともに、映画の名シーンがよみがえる。また、三大魔法学校対抗試合の出場校、ダームストラングとボーバトンをイメージしたプレミアムバーガーがメニューに仲間入り。
厳格なダームストラングをモチーフにしたのは、真っ赤なバンズにジューシーなフィリングを挟み、スモーキーソースとガーリックチリソースで仕上げたパンチの効いたバーガー。スモークしたパプリカパウダーをまぶしたチップスと一緒に提供される。
一方、ボーバトンをイメージしたバーガーは、鮮やかなローブの色を再現したブルーのバンズに、フォアグラのような濃厚な味わいの鶏レバーのパティをワインの風味でリッチな味わいに。フランスの代表的な料理「ロッシーニ」をイメージした高級感あるトリュフ塩のチップスがついてくる。
スイーツにも『炎のゴブレット』をイメージしたスペシャルメニューが開催期間限定で登場。幻想的でカラフルな蛇口が印象的な監督生の風呂場をモチーフにしたマーメイドステンドグラスのケーキ、きらびやかなクィディッチワールドカップ決勝戦を表現したケーキにくわえ、フロッグカフェで人気のミルクシェイクもゴブレットから立ち上る青い炎をイメージした『炎のゴブレット』仕様で登場する。映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の名シーンにインスパイアされたスイーツが、特別企画の体験を一層豊かなものにしてくれる。
また、昨年行った季節限定特別企画「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」でも配布された「アクティビティパスポート」の『炎のゴブレット』版が登場。パスポートには、映画『炎のゴブレット』にまつわるクイズを通して映画のストーリーをたどれる内容になっているほか、展示の中に隠れたミニチュアのモチーフを探すアクティビティが詰まっている。来場記念のエンボス加工のスタンプを押すことができる。
ニュースレター会員には、特典として三大魔法学校対抗試合の第一の課題で登場した「ドラゴンのアクリルスタンド」のプレゼントも。来場当日、インフォメーションデスクでニュースレターのメールを提示すると、作品に登場する4種類のドラゴンを日替わりでプレゼントする。
■舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』(東京・TBS赤坂ACTシアター)
『ハリー・ポッターと呪いの子』は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語。小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に描かれる。
『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』のラストシーンでもある、ハリーの息子アルバスがホグワーツ魔法魔術学校の入学式に向かう9と4分の3番線から物語は始まる。時空を超え繰り広げられる冒険ストーリーで、「三大魔法学校対抗試合」にもタイムスリップし、『炎のゴブレット』観てから観劇するとより楽しめる。
東京公演は2022年に開幕。6月まではハリー・ポッター役の平方元基、吉沢悠をはじめとする3年目キャストで上演中。ロングラン公演4年目に突入する7月からは、ハリー・ポッター役に稲垣吾郎、平岡祐太が初めて加わるほか、大貫勇輔がカムバック。ダンブルドア役で市村正親も初参加。ジニー・ポッター役に大和田美帆、アルバス・ポッター役に福山康平、藤田ハルもカムバックする。出演中の倉澤雅美が新たにローズ・グレンジャー・ウィーズリー役を務めることも発表されている。7月〜10月公演分のチケットは、4月11日までTBSチケットとホリプロステージにて先行販売を実施中。
■「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
世界No.1ライド「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」に第一の課題のドラゴンが登場。追跡されるスリルが体感できる。ダンスショー「トライウィザード・スピリット・ラリー」では、三大魔法学校対抗試合のためホグワーツ魔法魔術学校に来校中のダームストラングとボーバトン各校によるパフォーマンスも披露され、映画との一体感に包まる。
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