青森旅行でここは外せない!ユニークな作品がまちなかにもある「十和田現代美術館」はSNSでも話題のスポット

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2025年04月09日 10:50  isuta

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isuta

もうじきやってくるゴールデンウイークに向けて、旅行の計画を立てている人もいるのではないでしょうか。

豊かな自然や食材、そしてアートも満喫できる青森県は、旅行先にぴったり。今回は、青森を訪れたら必ず行ってみてほしい、SNSでも注目を集める「十和田市現代美術館」をご紹介します!

青森にある「十和田市現代美術館」って?

@___rii_o0 / TikTok

青森・十和田市にある「十和田市現代美術館」は、八戸駅から車で約40分の場所に位置しています。八戸駅や七戸十和田駅からバスで行くこともできるため、車がなくても安心ですよ。

青森にある「十和田市現代美術館」の作品『コーズ・アンド・エフェクト』@___rii_o0 / TikTok

「十和田市現代美術館」は、アートによる“新たな体験”を提供し、未来の創造へ橋渡しをする美術館がコンセプト。十和田市のまち全体を美術館に見立てた、『Arts Towada』計画の中核として2008年に開館しました。

『Arts Towada』はまちづくりのプロジェクトで、美術館だけではなく、十和田市のまちにも作品が点在しているのが特徴。まち自体が“開かれた”美術館になっているんです。

美術館を出たまちなかでも、アートに触れ合えるのがユニークですよね!

「十和田市現代美術館」内だけでも、インパクト大な作品がたくさん

青森にある「十和田市現代美術館」の作品『スタンディング・ウーマン』@___rii_o0 / TikTok

「十和田市現代美術館」に展示されている作品は、どれもユニークなものばかり。

SNSで一番よく投稿されているのが、オーストラリア・メルボルン出身のロン・ミュエクさんが手がけた『スタンディング・ウーマン』。

女性の大きさはなんと4メートル近くもあるというから、大迫力そのものです。非現実的なスケールとは対照的に、皮膚のしわやたるみ、透き通って見える血管、髪の毛の1本1本まで、とってもリアルなんだとか。

青森にある「十和田市現代美術館」の作品『スタンディング・ウーマン』 @reina94_ / Instagram

見る角度によって、優しそうに見えたり怖そうに見えたりするといいます。現地でその大きさと、精巧な作りを間近で感じたいですよね。

青森にある「十和田市現代美術館」の作品『ザンプランド』 @___rii_o0 / TikTok

長崎県出身・栗林隆さんの作品は、ドイツ語で“湿地帯”を意味する『ザンプランド』。部屋は白で統一された無機質な空間ですが、天井にはぽっかりと穴が開いています。

そこに頭を入れて覗くと…想像もつかない景色が広がっているのだとか。靴を脱ぎ、イスにのぼってその景色を確かめてみましょう。

頭を入れている写真をカメラに収めるのもお忘れなく!

青森にある「十和田市現代美術館」で作品を鑑賞している女性の後ろ姿 @___rii_o0 / TikTok

他にもまだまだユニークな作品が多く、美術館内だけでも見どころがいっぱいです。

まちなか常設展示もおもしろい…

青森・十和田市現代美術館のまちなか展示 @n_tun7 / Instagram

まちなかにも、ユニークな展示がいっぱい!

草間彌生さんの作品『愛はとこしえ十和田でうたう』 @reina94_ / Instagram

長野県出身・草間彌生さんの作品『愛はとこしえ十和田でうたう』は、増殖する黄色い水玉が芝生に広がり、その上にカボチャや女の子、犬、きのこの彫刻が8点存在しています。

四季で作品の表情が変わるのは屋外展示ならでは。雪景色に鮮やかなかぼちゃが映えますね!

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オーストリア出身のエルヴィン・ヴルムさんが手がけた、ぷくぷくとした庭つきの赤い屋根の家と、真っ赤な車の作品名は『ファット・ハウス/ファット・カー』。

一見かわいらしいと思いきや、実は脂肪の増減によって、体型が変わる人間の身体をイメージしているというんです。

社会的に成功の象徴でもある家や車の滑稽なかたちから、既存の価値観を問うメッセージも込められているのだとか。

『ファット・ハウス』内では映像が流れているので、そちらにも注目ですよ。

4月12日(土)〜11月16日(日)の期間、エルヴィン・ヴルムさんの個展が日本で初めて十和田市現代美術館で開催されるそう。貴重な機会なので、常設展示に加えてチェックしたいところですね。

青森・十和田市にあるアートチーム・目[mé]の『space』の作品 @n_tun7 / Instagram

他にも、かつてスナックとして使われていた古びた建物を展示室にした、アートチーム・目[mé]の『space』など、気になる作品がたくさん。

「十和田市現代美術館」にはカフェも併設されているから、ひと休憩するのにうってつけですよ。

十和田ならではのフード・ドリンクも用意されていて、りんごカレーや南部せんべいにのせたミルクジェラート、三島サイダーなど、どれも気になるものばかり…。

今年のゴールデンウイークや夏休みは、「十和田市現代美術館」を目当てに青森へ旅行しませんか?

十和田市現代美術館 住所:青森県十和田市西二番町10-9 開館時間:9:00〜17:00(最終入館 16:30) 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始 観覧料:一般1800円(企画展転換期は1000円)/高校生以下無料 公式サイト https://towadaartcenter.com/

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