『村上信五くんと経済クン』の公開収録イベントに登場した(左から)坂口愛美、村上信五 5人組グループ・SUPER EIGHTの村上信五がパーソナリティを務める文化放送『村上信五くんと経済クン』(毎週土曜 前9:00)の番組初の公開収録イベント『村上信五くんと経済クン 超未来コーカイ収録』が、3月31日に東京・文化放送メディアプラスホールで行われた。この模様を、4月12日と19日の2週にわたり、同番組で放送する。
【写真】もうどっちがAIかわからなくなる!AI村上くん 「経済初心者」の村上がゲストに教えを請いながら「お金」に強くなっていくことをコンセプトにした同番組。現在、ラジオ業界初の取り組みとして、番組オリジナル「NFT」(非代替性トークン)をノベルティとして配布する企画「超未来トークン」を実施。村上の発案によるこの企画では、デジタル版の番組ステッカーのようなイメージで「村上信五の超未来ビジュアル入り 番組ロゴ」をNFT化し、企画参加者全員に配布している。
今回の公開収録では、これまでに発行された番組オリジナルNFTの第1弾から第4弾までのいずれかを1個でも取得していることが応募条件となり、抽選で選ばれた約120人が参加した。
イベントは2部構成。第1部にはゲストとして、村上が自らポケットマネーを出資し開発したという人型AI「AIシンゴ」と、開発担当者である津本海氏(株式会社Cynthialy CTO)が登場。津本氏にAIシンゴの開発秘話を聞いたほか、AIシンゴが答える質問コーナーやAIシンゴによるSUPER EIGHTの曲紹介など、AIシンゴの“トーク力”を生かした企画で盛り上がった。
このAIシンゴのトークについて村上は、「俺が言いそうな感じが出てるでしょ。ちゃんと会話として成立してるし、もうどっちがAIかわからなくなるよね(笑)」とコメント。このAIシンゴの開発の裏側については、「3時間ぐらいずっと、全部で1000パターンぐらいの音声サンプルをしゃべり続けたんです」と、データのインプットに労力を費やしたことを明かした。
第2部のゲストには株式会社 HIKKYのCEO・舟越靖氏が登場。VRゴーグルを使用することなく、裸眼でVR映像を体感できる最新システムを実際に体験。迎えたエンディングでは、村上は「なかなかほかのラジオではできない、(イベントタイトルの通り)“超未来”な内容でお届けできたんじゃないですか」と語り、第2部で体験したVRシステムについては「いい意味で『これはあかんで!』という気持ちになりました。いくつかアイデアも浮かんだので、早く帰って企画を立てたいですね」と今後のコラボレーションの可能性を示していた。