『シリーズ横溝正史短編集5〜金田一耕助 悔やむ〜』合同取材会に出席した(左から)池松壮亮、月城かなと(C)ORICON NewS inc. 俳優の池松壮亮、元宝塚のトップスター・月城かなとが9日、都内で行われたNHK特集ドラマ『シリーズ横溝正史短編集IV〜金田一耕助 悔やむ〜』の記者会見に出席した。
【写真】ワクワク…!初のドラマ出演への心境を明かした月城かなと 同作は、2016年に放送を開始した名探偵・金田一耕助が活躍する横溝正史の傑作を「ほぼ原作に忠実に映像化」する「シリーズ横溝正史短編集」。第4弾となる今回は「悪魔の降誕祭」「鏡の中の女」「湖泥」の3本立て。シリーズ初回から池松が金田一耕助を演じている。
今作で“ドラマ初出演”を飾った月城は「長く愛されていた金田一シリーズに自分が出演できたこと、うれしく思っています。そして私にとって初めての映像作品の出演となります。いま振り返って見てみると、すごく緊張していたなと思いました」と初々しく振り返った。
続けて「現場では池松さんが頼もしく、優しくリードしてくださって、それに励まされました」と感謝の思いを口にしながら「これから始まる俳優の第一歩として、この作品に出れたことを光栄に思っています。これを励みにこれからも頑張りたいと思えるような経験でした」と胸を張った。
一方で初共演となった池松は「宝塚を出られて一本目がこれで大丈夫なのかと(笑)」と冗談交じりに語りつつ「これまでたくさんの俳優の方々と出会ってきましたが、驚くような集中力に見ていて感動しましたし、月城さんの表現力にみんなが感動していました。それを見せていただいて、とても刺激になりましたし、素晴らしい方がまた金田一シリーズに出てくださったんだなと思いました」と話し、リスペクトのまなざしを向けていた。
BSP4Kでは、19日午後7時30分〜午後8時59分に一挙放送。BSでは4月24日〜5月22日隔週木曜午後8時30分〜午後8時59分に放送される。