
「マルチツール」は、ナイフや工具、栓抜きなどが1つになった便利なアイテムです。“十徳ナイフ”とも呼ばれるナイフ一体型タイプやプライヤー一体型タイプのほか、キーホルダーのような形状のアイデアあふれるものまで、さまざまなマルチツールが登場しています。
ここでは、マルチツールのおすすめモデルを紹介します。商品選びの参考にしてください。
●「アウトドアナイフ」おすすめ|ビクトリノックス ハントマン
“アーミーナイフ”とも呼ばれるビクトリノックス(VICTORINOX)のマルチツールナイフにはさまざまなモデルがありますが、アウトドア向けの多機能モデルが「ハントマン」です。
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大小のナイフや缶切りなど計15機能を搭載。はさみとのこぎりが含まれており、枯れ枝やロープを切るといった作業で活躍してくれます。
ツール収納時の長さは91mmとコンパクト、重さは97gです。おなじみのレッドのほか、カラーバリエーションも豊富にラインアップされています。ビクトリノックス公式サイト価格は6050円(税込)です。
●「アウトドアナイフ」おすすめ|ナイトアイズ ドゥーヒッキー キーツールプラス
カラビナなどで定評のある米国のアウトドアブランド「ナイトアイズ」(NITE IZE)のマルチツールです。
ボックスカッターや栓抜き、ドライバーなど8つの機能を長さ66mm、重さ12g(ステンレス製)に凝縮しています。堅牢なステンレス製で12gと軽量。カラビナクリップ付きなので、キーホルダーなどとして日常的に身に付けて使えます。
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公式サイト価格は1430円(税込)です。
●「マルチツール」おすすめ|Amazonベーシック マルチツール 8イン1
Amazonが展開するプライベートブランド「Amazonベーシック」のマルチツールです。プライヤーを含む8つの機能を備え、実売価格(税込)が約2100円と手頃です。
ニードルノーズプライヤーのほか、ナイフやのこぎり、マイナスドライバー、缶切りなどを搭載しています。 収納時は約10×3×2cmとコンパクト。ベルトループが付いた専用ナイロンポーチも付属します。
持っていると何かと使えるプライヤータイプのマルチツールをとりあえず1つは持っておきたい、という方にもおすすめ。プラスドライバーなどが加わった10機能付きモデル(10イン1)も選べます。
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●「マルチツール」の法規制に注意
ナイフを含むマルチツールを使うに当たって、知っておきたいのが法規制です。
銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)では、刃渡り6cmを超える刃物については「業務その他正当な理由による場合を除いては、これを携帯してはならない」と規制しており、違反すると刑事罰の対象(2年以下の懲役または30万円以下の罰金)になります。
刃渡りが6cmを超えていないナイフでも、軽犯罪法で「正当な理由がなく」「隠して携帯していた者」が規制対象になっています。
一般的にキャンプや登山は「正当な理由」だと考えられますが、キャンプ後に車にナイフを積んだままにしておいたり、登山後にナイフを入れっぱなしにしたリュックで外出したり──といった“うっかり”は、状況によっては取り締まりのの対象になる可能性があるので注意しましょう。キャンプ場などへの行き帰りも、ケースに入れて調理器具などと一緒に収納するなどしたほうがよいでしょう。
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