ジョージ・グラス氏(時事) 林芳正官房長官は9日の記者会見で、米上院が駐日大使にジョージ・グラス氏を充てる人事を承認したことを受け、「歓迎する。早期の着任を期待している」と述べた。同氏について「外交とビジネスの経験を持つ」と評価した。
林氏は、グラス氏がかねて米国の対日貿易赤字削減や在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)増に言及していたことは「承知している」と指摘。「安全保障、経済などについてわが国の考えをしっかりと伝えつつ、日米同盟強化や経済関係の拡大・発展に向け、緊密に連携、協力していく」と語った。