
スポーツメーカー『MIZUNO』が大阪・関西万博の公式キャラクター『ミャクミャク』とコラボしたスニーカーが、ネット上で大きな反響をよんでいる。真っ赤な凸凹のソール部分に目玉があり、まるでミャクミャクが擬態したかのようなビジュアル。あまりにインパクトが大きい。
担当者も「不安な気持ち半分」だった
SNSには、
《めっちゃ気持ち悪くて最高》
《このデザイン本当にどうかしてるw》
《予想の3倍はキモかったミャクミャク様スニーカー》
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《ミャクミャクのあの不気味スニーカーめちゃくちゃ欲しい…》
《こわい、子供泣くだろw》
《大阪万博まったく興味沸かないけどミャクミャクスニーカーだけちょっと欲しい。よく商品化したなこれ》
《ミャクミャクのスニーカー ぶっ飛んでていいね》
といった声があがり、大拡散された。そんな“ミャクミャクスニーカー”に関して、販売元のミズノ株式会社に話を聞いた。
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企画担当者にシューズが出来上がったときの率直な感想を尋ねると、「キャラクターのイメージをそのままシューズに詰め込むことができたと思っています。ただ、リアルさがあるあまりに怖さを感じる方もいるかもしれないなと思い、皆さんの反響を聞くまでは楽しみ半分、不安な気持ち半分でした」(フットウエア企画 上村氏)と語り、企画担当者も“怖さを感じるかもしれない”と思っていたことが判明。
売れ行きも上々
コラボスニーカーの企画意図については、
「大阪・関西万博『いのちの遊び場 クラゲ館』のブロンズパートナーとなるにあたり、万博グッズを作ろうとなりました。アイデアを募集する中で、令和2年秋冬モデルとして発売した『THE MIZUNO ENERZY』をベースにしたら面白いのではという意見が出て、ミャクミャクシューズの開発がスタートしました。ソールの凸凹感の特徴を生かし、ミャクミャクがまるで擬態したかのようなリアル感を出すためにもミッドソールに目玉をつけています」(上村氏)
SNSで大バズりした反響に関しては、
「順調に販売しておりましたが、SNSの投稿をきっかけにかなり大きな反響をいただき、想定よりもかなり早く消化しています」(ライフ&ヘルスマーケティング部 杉浦氏)
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と話し、売れ行きも上々のよう。4月7日現在、公式オンラインショップでは売り切れとなっている。
企画担当者自身もミャクミャクスニーカーを持っているといい、「(履いていると)スニーカーについて話しかけられることもあるので、新たなコミュニケーションが生まれるきっかけのひとつとなっていることを実感できて、非常に嬉しいかぎりです」(上村氏、以下同)と話す。
さらに、「このシューズをきっかけに思いがけないコミュニケーションが生まれたり、大阪・関西万博をより楽しむことができたりしてもらえることが、開発担当として一番幸せな瞬間だと思っています」と付け加えた。
インパクト大のミャクミャクスニーカーを履いて万博に行けば、あなたも人気者間違いなし?