
【写真】『ばけばけ』松野トキを演じる高石あかり&少女期を演じる福地美晴の笑顔の2ショット
『ばけばけ』は、明治時代に日本国籍を取得したラフカディオ・ハーンこと小泉八雲の妻・小泉セツの半生をモチーフに、急速に西洋化していく日本の中で埋もれてきた名もなき人々に光をあて、代弁者として語り紡いでいく1組の夫婦の物語を描いていく。
現在、岡部たかし(父・司之介役)と池脇千鶴(母・フミ役)、小日向文世(祖父・勘右衛門)はじめキャストたちと順調に撮影をしてる。今後はスタジオでの撮影に加えて、舞台地・松江などでもロケを行う予定。
高石は「クランクインいたしました! 本読みの段階から既に『ばけばけ』のおかしな世界観が出来上がっていて、撮影を本当に楽しみにしていました。こんな朝ドラ見たことないと思わず笑ってしまうシーンも多く、和やかな空気感の中、撮影しています。愛と笑いにあふれる現場作りをしてくださった『ばけばけ』チームの皆さんには感謝しかありません。これから一年間、いろいろなハプニングの連続だと思いますが、そんな日々さえも楽しみながら頑張ります!」とコメント。
岡部は「緊張と緩和が行ったり来たりのクランクイン! おかしみが生まれる瞬間です。実際おもろい。撮影現場は関西弁が飛び交い、それもまたおもろく、スタッフの皆さんと共に美晴おトキ、あかりおトキの成長を見守っていくど!って気持ちが高まりました。ふじき氏が書いたセリフの妙を大事に大胆に伝え、演じていきたいです」と気合十分。
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小日向は「クランクインの日に初回の家族のシーンを撮影しまして、これからこの家族とトキを中心に仲良く過ごしていくんだなと、撮影がとても楽しみになりました。食卓のシーンでは、家族が集まってしじみ汁を飲んでほっとする姿が微笑ましくて、貧しいながらもほんわかした、家族の絆を感じるシーンになっていると思います」とコメント。
「撮影ではちょんまげをつけているので、朝ドラを撮影しているとは思えません。“ラストサムライ”として武士の精神を守りつつ、おトキをかわいがる勘右衛門を楽しく演じていきたいと思います」と意欲を口にした。
また、松野トキの少女期を子役の福地美晴が演じることが明らかとなった。福地は「オーディションに受かったと聞いた時はとてもびっくりして、『本当に!?』と何度も聞いちゃいました。私が演じるおトキちゃんは父上、母上、おじじ様からたくさんの大好きをもらって毎日をすごしています。みなさまと一緒にお芝居ができると思うと、ワクワクです! 毎朝、『ばけばけ』が楽しみで、ついお布団から出ちゃうようなドラマになったらうれしいです。一生懸命頑張ります!」と意気込んでいる。
連続テレビ小説『ばけばけ』は2025年秋放送。
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制作統括・橋爪國臣のコメント全文は以下の通り。
■制作統括・橋爪國臣
クランクインしました!
高石あかりさんが松野トキそのもので、たたずまいや一瞬一瞬の表現が本当に魅力的で心を奪われています。一緒にスタジオにいて過ごす時間はぜいたくそのものです。
岡部たかしさん、池脇千鶴さん、小日向文世さんとは本当の家族のようですし、円井わんさんとはずっと前からの親友だったに違いない深い絆を感じ、物語の世界がとてもリアルに立ち上がっています。
ヒロインの少女時代を演じる福地さんは、674人の応募者の中からオーディションで選ばれました。ピュアで、自然体で、高石さんの小さい頃はこうだったかもしれないと思うほどのお芝居です。
そして、トミー・バストウさんは私たちも驚かされるほどの徹底的な役作りを積み重ねてくれており、ヘブンさんがとても魅力的なキャラクターとして存在感を放っています。
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皆様の期待に応えられるよう、この先およそ1年間、制作にまい進してまいります。