
【写真】吉田羊、三戸なつめ、大平あひるらキャストが勢ぞろい
本作は、主人公の紳士なクマ:パディントン(声:松坂桃李)が、ペルーを舞台に繰り広げる壮大な冒険を描く。この日は、吉田羊(老グマホームの院長・クラリッサ役)、三戸なつめ(ジュディ役)、大平あひる(ジーナ役)も出席していた。
3作品に及んでパディントンの日本語吹き替えを務めてきた松坂は、パディントンとともに船に乗って登場し「7年ぶりに、僕の数少ない友に会うことができました。本当に嬉しいです。ありがとうパディントン。久しぶり」と笑顔。アフレコについては「パディントンの姿を見ると、本当に思い出してくるものですね。真摯さと言いますか。英国紳士の気持ちと、真摯に人と向き合う・真摯さの純粋な気持ちというか。収録しながら心が浄化されていきました」と振り返っていた。
その後、本作のストーリーや季節にちなんで、新しいスタートを切った際の印象的な出来事を問われた松坂は「4月1日ちょうどに、新しい作品にクランクインしまして。すごく気持ちがいいなと思っていたら、その作品の台本を当日忘れるっていう。すごく不安でしょうがなくて、気が気じゃなかったです」と告白。「台詞も一応は入ってはいるけど、手元にないと不安みたいな。自分の中で、あ〜悔しい〜!みたいな」としつつ「ばれませんでした(笑)。ギリばれなかったです」と笑顔で話していた。
さらに、新たなスタートを切る人々へのエールを求められると「寄り道も楽しんだスタートを切っていただけたらいいなと思っています」とコメント。吉田は「ぜひご自分の感性と感覚を信じて、自分の人生を突き進んでいただきたいと思います。そして、どうしてもこの人嫌だなっていう人に出会ったら、パディントンの睨みを利かせてください(笑)」と呼びかけて会場を沸かせていた。
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