三宅健、渋谷PARCO前のゲリラ撮影に成功「誰も僕のことに気づかなかった（笑）」

　歌手・俳優の三宅健が10日、東京・渋谷PARCOで行われた写真展『KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”』の取材会に出席した。

【全身ショット】エモい写真もたくさん！ゲリラ撮影した三宅健

　『THE iDOL 三宅 健 写真集』の刊行を記念して開催される本展は、写真集収録の撮り下ろし作品に加えて未公開カットも展示され、写真集のテーマである“虚像とリアルの狭間”を作品とは異なる形で体感できる。あす11日〜5月6日まで開催。

　三宅自身がクリエイティブディレクションを行った写真集は、撮影は小見山峻と草野庸子が、スタイリングはTEPPEIが手掛け、デビュー以降第一線を走り続ける三宅の原点である「アイドル」を再解釈し、アーティストとしての新たな魅力を探る一冊となっている。

　完成版を手にした三宅は「アイドルにおける消費と生産の両面性を“虚像とリアルの狭間”というテーマで問題提起できないかなという思いがあります」と作品に込めた思いを語った。

　収録カットには、渋谷PARCOの前で撮影されたものもあり、“実際の行列”に三宅が紛れる一枚も。撮影当日、偶然見つけた行列に思いつきで並んだものだといい「誰も僕のことに気づかなかった。（列に並んでいる人たちは）目的が違うので全く気づかれることがないまま、撮影が終了しました。ほとんどの人が携帯電話を見ていましたね（笑）」と明かし、無事に大きな混乱を起こすことなくゲリラ撮影を成功させた。