
【写真】丸山隆平、誕生日のお祝いの“差し入れ”ににっこり!
本作は、刑務所や拘置所に収容された人への差し入れを代行する「差入屋」を舞台に、さまざまな事情を抱える人間ドラマ、そして店を営む家族の絆を描く。第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門「NEW CURRENTS(ニューカレンツ)」部門に出品された。
金子真司は一家で、刑務所や拘置所に収容された人への差し入れを代行する「差入屋」を営んでいた。ある日、息子の幼なじみの女の子が殺害されるむごたらしい事件が発生。彼女の死にショックを受ける一家だったが、犯人の母親が差し入れをしたいと訪ねてくる。「差入屋」として犯人と向き合いながらも、日に日に疑問と怒りが募る金子。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。2つの事件の謎と向き合ううちに、金子の過去が周囲にあらわとなり、家族の絆を揺るがしていく―。
本作が8年ぶりの主演映画となった丸山。SUPER EIGHTとしてアイドル活動をする傍ら、ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍。初主演ドラマとなった『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(2012)をはじめ、8年前に映画・舞台にて主役を演じた『泥棒役者』(2017)など、持ち前の明るさで周囲に笑いを巻き起こす役を多く演じてきた。ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(2022)や『ハザカイキ』(2024)など、近年はコンスタントに舞台に出演し、俳優としてさらなる飛躍をみせている。
そんな丸山の主演舞台『浪人街』(2025)が4月10日に無事千秋楽を迎えたことを祝して、『金子差入店』新場面写真&撮影中40歳の誕生日を迎えた際のメイキング写真を一挙解禁。
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その想いを丸山に託すと決めたのは、「役者として新たな挑戦をしたい」と語る丸山の顔から、真剣勝負のステージに立ちたいという想いを感じたからだった。丸山に脚本を送ると早々に「こういう役を演じたかった」と2人の想いが合致したという。クランクイン前から金子を演じるにあたり何度も話し合いを重ねた丸山と古川。互いの生い立ちや人生観などを話していくうちに、古川の丸山への印象は「繊細で凝り性、その上勉強家で非常に尊敬できる人」となっていった。金子に古川自身を投影させていると考えた丸山は、役作りの一つとして古川の観察を始め、現場スタッフから歩き方がそっくりだと言われるほどの再現率をみせた。
このたび解禁となった新場面写真では、身近に起きた凄惨な事件や差入屋という仕事に対しての葛藤を抱えながらタバコを銜える姿と、出所直後に息子の和真(三浦綺羅)を強く抱きしめる、金子の過去が垣間見えるシーンがとらえられている。
あわせて公開されたのは丸山の誕生日当日に撮影された撮影現場の様子。花束を抱え、古川監督と写真付きのバースデーケーキとともに満面の笑みをみせる微笑ましいメイキングカット。40歳(撮影当時)という節目の誕生日を8年ぶりの主演映画撮影中に迎えた丸山。年を重ねるごとに新たなことに挑戦し続け、監督やスタッフからの絶大な信頼と期待を一身に受ける俳優・丸山隆平の新境地を劇場で見届けたい。
映画『金子差入店』は、5月16日より全国公開。
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