二宮和也「一度は立ってみたい」主演映画が初カンヌ!無限ループゲームを実写化の「8番出口」

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2025年04月10日 20:13  日刊スポーツ

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(C)2025映画「8番出口」製作委員会

世界3大映画祭の1つ、第78回カンヌ映画祭(5月13日開幕)のノミネートが10日、フランスで行われた会見で発表された。嵐の二宮和也(41)の主演映画「8番出口」(川村元気監督、8月29日公開)が、ミッドナイト・スクリーニング部門に出品が決まった。二宮の主演作がカンヌ映画祭に出品されるのは初めて。


二宮は「川村監督から電話が来て『え? アフレコ録り直しかも!?』と、恐る恐る出てみたら『ニノ! カンヌ決まったぞ!』という最上級の驚きの電話でした」と、川村元気監督(46)からの電話で知ったと明かし、笑った。そして「その後は2人で喜び合い、オフィシャルセレクションだよ! ミッドナイト・スクリーニングだよ! すごすぎる!! と大盛り上がりとなりました」と、川村監督と喜び合ったことも明かした。「もちろん、映画というものは公開日から見てくださった方々の心に届いて初めて完成するものです。ですが、映画に関わる人間なら一度は立ってみたい場所の1つでもあります。本当に最初から関わって作り上げた作品。より多くの方々に届くことを祈っています!改めて…この作品に関わった全ての皆さま! 本当におめでとうございます!!」と改めて喜びをかみしめた。


「8番出口」は、全世界累計150万ダウンロードを突破した無限ループゲームを実写化。二宮は劇中で、無限ループする地下通路で異変を探し、8番出口を求めて迷う男を演じる。99年のフジテレビ系ドラマ「Vの嵐」の本人役、09年の映画「ヘブンズ・ドア」のホスト役などを演じたことはあるが、日本を代表する俳優の1人となった今、名もなき役を演じるのは極めて異例だ。子供の手を引いて地下通路内を走り、8番出口を目指す迷う男から声をかけられても無視して通路を黙々と歩く、スーツ姿の歩く男を演じる河内大和(46)とは、TBS系ドラマ「VIVANT」以来、2度目の共演となる。


川村監督は「この正体不明な日本の地下通路映画が、カンヌ映画祭という世界の晴れ舞台に呼んでもらえたという“異変”に、驚きと、喜びと、興奮を抑えきれません。この美しくも恐ろしい遊びを創ったKOTAKE CREATEさん、毎日ループ撮影と格闘した二宮和也さん、河内大和さんをはじめとしたすべてのスタッフ、優れた日本の才能たちと共に、世界の“入り口”へと飛び込んできます」とコメント。


作者のKOTAKE CREATE氏は「自分の作ったゲームが、映像化され、さらにはカンヌ国際映画祭に行くなんて夢にも見ておりませんでした。これをきっかけに、より多くの人にゲームと映画の『8番出口』が届くとうれしいです。川村監督、二宮さん、河内さん、ほか映画に関わった皆さま、本当におめでとうございます!」と歓喜した。


日本公開に先駆け、フランス・カンヌでワールドプレミアが開催される予定だ。

このニュースに関するつぶやき

  • ゲームのことよくわかりませんが、何かすごい事になっていることは分かります。二宮君はじめスタッフの皆様おめでとうございます。イケイケGO\(^_^)/\(^_^)/\(^_^)/
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