映画「ルノワール」の一場面(C)2025「RENOIR」製作委員会 / International Partners 【パリ時事】フランスで5月に開かれる第78回カンヌ国際映画祭の出品作が10日発表され、最高賞パルムドールを競うコンペティション部門に早川千絵監督の「ルノワール」が選ばれた。また、独自性の強い作品などが対象の「ある視点」部門に、石川慶監督の「遠い山なみの光」が入った。
「ルノワール」は感受性豊かな11歳の少女の物語。鈴木唯さんが主演し、その両親役を石田ひかりさん、リリー・フランキーさんが演じた。「遠い山なみの光」はノーベル賞作家カズオ・イシグロさんの長編デビュー作が原作で、1950年代の長崎などが舞台。主演は広瀬すずさん。

映画「遠い山なみの光」の一場面(C)2025 A Pale View of HIlls Film Partners