宮沢りえ、2014年死去・母への思いを告白 「毒母、魔女などと言われ」「虚像の母を否定したいと思った」

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2025年04月10日 21:40  クランクイン!

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宮沢りえ(2018年撮影)  クランクイン!
 女優の宮沢りえが10日、自身のインスタグラムを更新し、2014年に死去した母親への思いをつづった。

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 宮沢は投稿の冒頭で、「ずーっと心に閉まっている事がある。それは、母の事」と切り出し、「随分、長いこと尾鰭背鰭がついた状態で本来の姿ではない母がSNSの中を重そうに泳いでいる」と語った。

 SNSでは、長年、根拠のない噂や誇張された話が拡散され、真実とはかけ離れた“虚像の母”が作り上げられていたという。

 「ある時期、毒母、魔女などと言われ叩かれていた時期があって、本当に存在する目の前の母とかけ離れ、様々な憶測で塗り固められたもう1人の虚像の母を否定したいと思った事があった」と振り返る。

 当時、そうした虚像を否定したいという思いを抱えていた宮沢に対し、母は「そんなものを否定して同じ土壌に立つことは本意ではない」と諭したという。その言葉を受け、「自分が役者として認められる様になる事で反逆したいという想いが、演じる事へのエネルギーの一部でもあって、今日まで生きている様な気がする」と述べ、気持ちを胸の奥にしまいながら女優として歩んできたことを明かした。

 さらに宮沢は、「私の母は愛情に溢れ、正義感が強く、天才的な直感力の持ち主で、全ての人に平等で、人間性に欠けた常識というものに真っ向から立ち向かうパンクな人だった」と語り、「心の底から自慢したい母だ。あんな風に生きたい」と、母への尊敬の念をつづった。

 これまで守ってきた「同じ土壌に立たない」という母との約束を破ってしまったことを詫びつつも、投稿の最後には「私を生んでくれて、ありがとう」と、感謝の気持ちを伝えている。

引用:「宮沢りえ」インスタグラム(@riemiyazawa0406_official)

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