
【動画】2人の詐欺師×孫×弁護士に相続権が? 日本一騒がしい通夜を予感させる本予告
本作は、2013年に劇団オレガユナイテッドによって上演され話題を呼んだ舞台『Not beer but low‐molt beer』の映画化。認知症だった瀧ハルエの通夜の日に集まった4人が、ハルエの財産を巡り嘘を繰り広げる小さな奇跡の物語だ。脚本を舞台版と同じく佐渡ツムジが手がけ、映画『NOT BEER』として新たに構築した。
人の良い詐欺師の鮫島とその舎弟・押切は、亡き夫の資産で暮らす老婦・ハルエと純金の入れ歯の買い取りを苦戦しながらも取り付ける。が、約束の日に買取に訪れると、なんとハルエの通夜が行われていた。通夜を聞きつけて集まってきたハルエの孫の早妃や弁護士の辻と居合わせることになり、帰るに帰れない状況に。
そんな中、ハルエから預かった遺言書を辻が読み上げると、20時の時点で通夜に残っている人が財産を相続する権利がある事が判明。偶然相続権を得た4人は、一夜の騙し合いを始める。財産は誰の手に渡るのか? そして遺言に込められたハルエの想いとは…。
このたび、解禁となった本予告は、2人の詐欺師・鮫島(玉城)と押切(相馬)がハルエ(金子早苗)が大切にしていた夫の金の入れ歯を手に入れるべく通い詰めている様子から始まる。
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映像には「おばあちゃんを守るよ」と生前のハルエに優しく話す優しい早妃が一変してナイフを振り回す姿や辻が「相続権は私がいただきます」と弁護士らしかぬ言い放つ様子、鮫島が「金の入れ歯なんてもうどうでもいい。一晩騙しきれば、あのばあさんの財産が手に入るんだぜ!」とあくどい顔で宣言する一幕も登場し、不穏な展開を予感させる。果たして相続人の決着はつくのか? そして本当にハルエが残したかったものとは?
映画『NOT BEER』は、5月30日より東京・シネマート新宿にて2週間限定上映。