浜崎あゆみ、27周年の熱狂ライブで新章スタート　サプライズ発表に会場沸く

　歌手・浜崎あゆみのアジアツアー『ayumi hamasaki ASIA TOUR 2025 A I am ayu -ep.II-』が8日、千葉・LaLaアリーナ TOKYO-BAY公演からスタート。デビュー27周年を迎えた浜崎あゆみを祝うため、平日にも関わらず全国からファンが駆け付け、会場はファンのピンクオーシャンに埋め尽くされた。

【写真】「これぞ歌姫！」躍動感溢れる圧倒的なショーを演出した浜崎あゆみ

　浜崎がセンターステージから登場し、一際大きな歓声が送られると「INSPIRE」を披露。迫力のバンドサウンドとダンサーたちのダイナミックなダンス、床面を覆った全面LEDやドローンを駆使した映像など、360度をファンに囲まれたセンターステージならではの演出で魅せた。その後も「vogue」や「HEAVEN」といった人気曲を織り交ぜながら、終盤には激しいayuロックを立て続けに披露し、躍動感溢れる圧倒的なショーを演出した。

　アンコールでは、「みんなそれぞれの浜崎あゆみと過ごしてくれた年月があると思いますが、きょう4月8日はTAみんなの日なので、おめでとう！いつもありがとう！」と改めて感謝の気持ちを伝え、会場から大きな拍手と歓声が沸き起こった。続いて、同日配信リリースとなった新曲「mimosa」（フジテレビ系 月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』主題歌）について触れ、浜崎が一番好きなフレーズという落ちサビ部分をアカペラで披露。これには会場を埋め尽くしたTA（TeamAyuの略称）から喜びの声が上がっていた。

　終演後、センターステージ頭上の巨大モニターに突如【NEXT】の文字が出現し、「ayumi hamasaki ASIA TOUR 2025 A I am ayu -ep.II-」の開催地がサプライズ発表された。香港、シンガポール、台北のアジア各都市、そして国内は、愛知、東京、広島、大阪、宮城、福岡の6都市が発表され、海外公演はまだこれから追加されることも告知された。香港、台北での単独公演は2008年以来17年ぶり、シンガポールでの単独公演は初となる。

　昨年のアジアツアー中国公演（4都市5公演）では、チケット即完、公演会場の海外アーティスト動員記録更新など、海外TAを熱狂の渦に巻き込んだことで大きな話題となったが、さらにステージ、セットリスト、演出全てを新しく進化させて「エピソード2」として再始動した本ツアー。今年もアジアと日本各地にさらなる興奮を届けてくれるに違いない。