非関税障壁、為替も議論＝米と協議「一日も早く成果」―赤沢再生相

　赤沢亮正経済再生担当相は１１日の閣議後記者会見で、関税措置を巡る米政権側との交渉について非関税障壁や為替の話題が出れば議論に応じる考えを明らかにした。赤沢氏は来週にも訪米してベセント米財務長官との協議に入る方向で、「担当閣僚同士の信頼関係をつくり、一日も早く成果を挙げられるよう全力で取り組む」と意欲を示した。

　武藤容治経済産業相は、米側が日本との協議を優先する方針であることに関し、「両国が世界を見ながら、しっかりと手を結んでいける交渉があると思う」と指摘。交渉を担う赤沢氏と連携する姿勢を強調した。