今年20周年目に突入した『日経スペシャル カンブリア宮殿』(テレビ東京系)。このところ、メインインタビュアーの作家・村上龍氏(73)の変化に視聴者から心配の声が相次いでいる。
’06年4月からスタートした同番組。日本経済を支える経営者や著名人、政・財界人をゲストに招き、ゲストの活動を紹介するVTRを交え、スタジオで村上氏と女優の小池栄子(44)との対談をするという内容だ。
しかしこのところ、スタジオトークでの村上氏の滑舌に心配の声が相次いでいるという。
「村上さんの滑舌の悪さはここ数年指摘されていましたが、特に最近は放送のたびに《久々にカンブリア宮殿観てるけど、村上龍やばくないか…?観てるこっちが心配なんだが…》《カンブリア宮殿久しぶりに見たら村上龍ぎフゴフゴ言ってて何言ってるのか分からなかった、、、あれはやばいよ、大丈夫なんかな、、、》など、その滑舌の悪さを心配する声が相次いでいるんです」(芸能リポーター)
直近の4月10日の放送回では、《知られざる1兆円企業「大日本印刷」の全貌》と題され、印刷会社「大日本印刷」の北島義斉社長がゲストで出演。書店の数がこの20年で半減しているため、“本の文化を守っていきたい”という北島社長。
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「特に日本だけが出版物の減少が大きい」と説明されると、村上氏は「僕、本読まなくなりましたね」と言い放ち、隣の小池は驚いた表情を見せた。続けて、村上氏が「紙の本読んでる人なんていないですもんね、電車で」と話すと、北島社長が「電車ではいなくなりましたね」と笑顔で応じた。また、北島社長が本を読む機会が減ることで「知識レベルが下がる危険性がある」と指摘すると「電車の中のスマホをなんとかすべきですね」と話していた。
この日の放送後にも《カンブリア宮殿のMCの村上龍さんの会話が日に追うことに聞き取れなくなってきた様な、、頑張っているんだなぁ》《村上龍マジで滑舌がやばいって》《ひさびさにカンブリア宮殿見たら、村上龍がお爺ちゃんになってた。入れ歯があってないのか?滑舌が悪いなあ》と滑舌を指摘する声が相次いだ。
「“フガフガしている”との指摘が多く上がるように、“スマホ”を“シュマホ”と言うなど、字幕がないとかなり聞き取りにくくなっています。病気などを心配する人もいますが、単純に加齢による口腔機能の低下かもしれません。過去に同番組に予防歯科のパイオニアが出演した際、村上さんは“20歳のころからここに通っていれば虫歯にならなかったし、自分の歯を抜かずに済んだと思う”といったことを話していたので、歯には悩みを抱えていたようです」(前出・芸能リポーター)
4月3日に放送された同番組の「20周年目突入SP!」では’06年の放送開始当時の54歳の村上氏の姿も流れた。20年の歳月で滑舌は悪くなっても、村上氏の鋭く聡明な話術はもう少し見ていたい。
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