「第60回上方漫才大賞」が12日、大阪市内で発表され、16年M−1王者の銀シャリ(橋本直=44、鰻和弘=41)が大賞を受賞した。
受賞後、橋本は「ホッとしました。大賞はずっと欲しかった。でも、ここから新たなスタートです」と安堵の表情。鰻は「昨日(11日)散髪して、きょう劇場(なんばグランド花月)に行ったら、周囲から『(身ぎれいにして)大賞やろ?』と図星をつかれて焦りました。発表まで秘密にしないといけないので」と笑顔。
銀シャリは、ともにNSC(吉本総合芸能学院)大阪25期の橋本、鰻によって2005年8月コンビ結成。上方漫才大賞の新人賞を11年、同奨励賞を16年に受賞している。大賞の賞金は200万円。
上方漫才大賞は1966年(昭41)に始まり、第1回の大賞受賞者は、かしまし娘。以後、夢路いとし・喜味こいし、横山やすし・西川きよし、オール阪神・巨人、中川家、テンダラーらが受賞。昨年は笑い飯が受賞した。
銀シャリは、16年にはM−1グランプリでも優勝しており、今回、上方漫才大賞は初受賞となった。
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